- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
博報堂生活総合研究所では、1986年から隔年で「生活定点」調査を行っています。
定点調査というのは、同じ条件で設定する調査地域、調査対象者に対し、同じ質問を繰り返し投げ掛け、その回答の変化を観測していくことです。
先日2010年の調査結果が発表されました。⇒http://seikatsusoken.jp/publication/publish.php?p_kind=7
それによると、「毎月決まった額の貯金をしている“コツコツ貯金”派」が29.9%と過去最低となり、バブル崩壊の1992年(59.9%)から30.0ポイント減となりました。
また、「能力」「健康」「時間」など18 項目の中から欲しいものを3つまで選ぶ質問で「お金」は、2002 年からずっと1 位。とうとう2010 年には過去最高(56.8%)を記録しました。
毎月コツコツとお金を貯めるのはできないが(から?)、一番欲しいのはお金という構図です。
残念ながら、ギャンブル投資でもして大あたりしないかぎり、お金がザックザクと手に入る近道はなく、コツコツと決まった額の貯蓄をしていくのが、お金を貯める王道です。
住宅資金、教育資金、老後資金の重みは、想像以上です。収入が増えないのを理由にしている場合じゃありませんね。
まずは、サラリーマン家庭であれば、勤務先に制度があればおススメなのが「財形貯蓄」。
積立額は毎月の給与や賞与から天引きされ、利子非課税や融資制度の特典もあります。
現在のような超低金利では、利子非課税のメリットもほとんどありませんが、とにかく少額からでも確実に貯められるのがメリット。
積立定期預金などを利用してもOKです。
無理のない範囲でやってみましょうね
教育費、住宅資金、老後資金の重みを実感したいという方は、ぜひエフピー森の「わが家の未来年表作りに挑戦」企画にお申込みくださいhttp://profile.ne.jp/s/s-1055/
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