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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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井元 雄一
(カイロプラクター 博士(健康科学))

閲覧数順 2016年12月04日更新

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転移も再発もこわくない!?ガンとの健康的な付き合い方(3)

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  1. 心と体・医療健康
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(続き)・・さて、そのように増加傾向を示すガンに対しては、どのような診療や予防がなされているのでしょうか。ガンの治療で推奨されている取り組みの一つとして「早期発見・早期治療」があります。すなわちガンは大きくなってしまうと手に負えなくなるから、小さいうちに発見して治療してしまえ、という考え方です。特に、小さい初期のガンを手術で除去するのが最も確実なガンの治療法、とされています。上記の表現は「早期発見・早期手術」と言い換えてもよさそうです。

 

実際に胃ガンを例にとってみても、早期の小さい胃ガンでは手術後の経過が良く、90%以上の治癒が見込めるのに対して、肝臓や肺などに転移のある進行ガンでは経過が悪く、長期生存する割合は10%以下という厳しい数字になります。そのような進行ガンでは手術の対象にさえならないケースが大半で、後述する抗がん剤や放射線治療も含めて、現行の病院治療の範囲では極めて選択肢が限られ、難しい対応を迫られているのが実情です。

 

従って、ガンを何とか早期のうちに発見することに多大な研究と投資がなされました。その一つが「ガン検診」です。戦後、胃ガンが増加したことを重く見て、胃ガンの集団検診が各地で行われました。検診車などでバリウムを飲み、胃のレントゲン撮影を行なう取り組みです。また胃内視鏡によって胃の内部を直接観察し、怪しい部分は細胞を採取して顕微鏡で調べる、といった精密検査も可能です。この分野で日本は世界のトップレベルにまで上りつめました。

 

胃ガン以外でも、肺ガンに対しては肺のレントゲン撮影と喀痰検査、大腸ガンに対しては便検査と大腸のバリウム検査、子宮ガンに対しては婦人科に於ける子宮細胞診検査などが導入されました。いずれも早期発見の上でたいへんな威力を発揮し、早期治療が可能な症例数を飛躍的に増やしました。このようなガン検診に対しては大学や自治体、企業なども人的あるいは経済的な支援をし、まさに国を挙げてのガン対策が取られたのです。

 

ガンに対する手術も大きく発展しました。病院の手術室をのぞくと、毎日の手術の半数くらいはガンの手術です。外科はもとより脳外科、整形外科、泌尿器科、耳鼻咽喉科など、手術室に出入りする診療科の医師で、ガンの手術を全くしない医師を探すのは難しいほどです。病院の症例検討会でも学会の討論でも、最大のテーマは「ガンをどうやって見つけ、治すか」です。ガンの手術の症例数は確実に伸びており、毎日のように何千というガン手術が行われています。

 

手術のテクニックや患者管理の技術も向上しています。手術中の事故や死亡、術後の合併症による死亡は減少し、一昔前よりも安全に手術を受けることが可能になりました。手術で除去する範囲も以前に比べて縮小される傾向が明らかで、後述する抗がん剤などと併用して、患者の負担を少しでも減らす努力がなされています。またごく初期の微小なガンの場合、内視鏡などを用いて大がかりな手術をせずに除去してしまう取り組みも拡がっています・・(続く)

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