日経記事;働く拠点は社外広がる 中小,ネットを活用 に関する考察 - 経営戦略・事業ビジョン - 専門家プロファイル

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
神奈川県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:経営コンサルティング

丹多 弘一
丹多 弘一
(経営コンサルタント)
丹多 弘一
(経営コンサルタント)
福岡 浩
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月02日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

日経記事;働く拠点は社外広がる 中小,ネットを活用 に関する考察

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 経営コンサルティング
  3. 経営戦略・事業ビジョン
情報・知識 インターネット環境・検索・市場規模など

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本雅暁です。

2月16日付の日経新聞に、『「働く拠点は社外」広がる 中小、ネットを活用 環境整備、ネットで安く』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。
記事の主な兄要は以下の通りです。

「自宅など会社以外の場所を拠点にするテレワークと呼ぶ働き方が中小企業にも広がってきた。インターネットの活用で、会社の外で業務を進めるのに必要な情報インフラを安く構築。通勤が困難な人を雇用するほか、交通費やオフィス賃料の抑制にもつなげる。大企業に比べ遅れていた中小への普及が進めば、働き方の多様化に拍車がかかりそうだ。

工場建設支援のシーエムプラス(横浜市)は在宅勤務型のテレワーク制度を導入した。家族の転勤で拠点のない地域に引っ越した女性社員が利用している。
本社と顧客企業に週1回出張するだけで、基本は在宅勤務。
データの共有ソフトを使い、社内や顧客の情報を自宅で見られるようにし、会議にもインターネット電話「スカイプ」で参加する。

無線通信機器のクオンタムリープテクノロジー(長野県塩尻市)は社員20人全員がテレワークで働く。東京地区の営業や間rの担当者は月曜日に塩尻市の本社に出向くが、それ以外の社員は基本的に自宅を拠点に仕事をこなす。

会議にはスカイプを使い、重要な情報の閲覧や社内の決済にはネット経由でソフトを利用するクラウドコンピューティングの仕組みを使う。
交通費の抑制に加え、社員が働く場所を会社側で用意する必要がなくなり、オフィス賃料も大幅に減らしたという。

高速道路の渋滞情報サイトを運営する順風路(東京豊島)はテレワークの対象社員を2年ほど前から増やし、現在は11人の社員のうち7人が利用する。
対象の社員は社外のパソコンからネット経由で社内の専用回線に接続可能な機器を所持。パソコンさえあれば社内にいるのと同じように仕事ができる。

空調設備工事の日設(東京港)は社員143人のうち25人がテレワークを実践。図面修正や資材の発注などを遠隔地でできるシステムを導入し、出社する必要をなくした。』


上記記事は、中小企業の中でネットを使ったテレワーキングを導入する企業が増えてきていることについて書いています。

総務省の調査によりますと、2009年末のテレワーク導入率は19%。資本金10く円以上の大企業が41%なのに対し、1億円未満の中小企業は6%だそうです。

中小企業の場合、普及率は少ないようです。
理由は以下の通りと考えます。

1.仕事は職場でするものとの固定観念が強い。
2.お客や他社の関係者と会うときは、必ず直接会わなければならないし、その方が効果的な会話ができると信じている。
3.開発やシステムの不具合などへの対応を含む維持運営コストが高額になる。
4.機密情報の漏洩やパソコンやデータファイルがウイルスに感染するリスクがある。
5.社員の勤務状況や仕事の進捗管理、社内のコミュニケーションが難しい。など

製造や加工作業を伴う仕事は工場などの職場で行う必要があります。これらの仕事はテレワークの対象にはなりません。
しかし他の作業や仕事は、考え方を少し変えればテレワークのの導入が可能になります。

ある中小企業の社長にテレワークの導入を勧めたことがあります。
この社長は職場で仕事をしないと上手く会話や社内の意思疎通が出来ないとの信念を強く持っていました。
私はこの会社の経営支援を行っていた時、必ず事務所に行って社長や社員と会議を行う必要がありました。

この会社は首都圏にありましたが、都心から離れたところにあり、移動に時間と交通費がかかりました。
社員も同じで、顧客との打ち合わせは遠路の移動に時間とコストをかけて移動する必要があり、会議が長引けば宿泊する必要もありました。

この社長に私が提案したのはテレワークでした。
最初は、私の移動時間を短くするために、スカイプでの打合せを提案しました。この時、社長はスカイプを使ったことがありませんでしたが、了解してくれました。

その後、スカイプを使った会議をお互いが時間を取れるときに頻繁に行うようになり、会議前後の資料もスカイプやメールを使っての送付もできるようになったりして社長はテレワークの良さを実感しました。

私と社員とのスカイプによる会議も認めてくれました。
周りの取引先にスカイプを使って外部との会議を行っている会社もあることが判り始めました。

テレワークの効果を理解した社長は、クラウドを使った情報共有システムを導入し、システム不具合発生時への対応を依頼できるソフト会社と契約して、本格的な導入を行いました。

作業内容で異なりますが、テレワークの使用頻度は大きく上がり社員の評判も良いです。
ウイルス感染のリスクは、セキュリティソフトの導入と、使用するパソコンソフトを最新状態に更新する教育を徹底して防いでいます。

システムの維持運営にある程度のコストはかかりますが、社員が増えても事務所スペースを広げたり、外出や宿泊などの出張コストが大幅に下がったことや顧客企業や取引先との会話が効率的なったなどのメリットを実感しているようです。


新しいことをやるには、必ずリスクが伴います。
やる気があれば、それらのリスクを避ける、或いは、下げる方法が考えられ・実行されます。

テレワークは非常に効果的な手段です。
可能性を感じたら導入し活用することをお勧めします。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本雅暁

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 経営コンサルタント)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表

起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。

カテゴリ 「情報・知識」のコラム

このコラムに類似したコラム

中小企業経営者がIT投資について真剣に考える時期に来ている 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/06/13 07:14)

中堅・中小企業こそ意識したい積極的なIT投資 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/05/02 11:10)

中小企業にとってクラウドに対する理解を深める時かもしれません 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/02/08 07:18)

本気であることが試される時代 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/01/25 11:34)