最近、あるサイトでのコラム連載を依頼されました。本コラムや当方のWebサイトなどを見て、お問合せを頂いたようです。
このコラムを定期的に書き始めてから、今度の6月で丸4年になります。面倒と思う時もありながら良く続けたと思います。
なぜ面倒と思うかというと、読んでもらっているという実感が、あまり無いからという事があります。取引先や知り合いから「読んだよ」なんて言われることや、何らかの問い合わせはあるにはあるのですが、件数としてはごく限られていて、反響というか反応というものが自分に伝わってくることはほとんどありません。もちろんそれが当然のことなので不満は全くないのですが、面白いもつまらないも、役に立つも立たないも、もっと言えば読者がいるのかいないのかも、書いている本人としてはよくわからないとなると、自己満足の世界に徹するか単なる宣伝のためと考えるしかなく、それが「面倒くさいなぁ」という気持ちにつながってしまいます。
それでも今回のようにお話を頂くと、続けていた意味はあったのだと思います。「継続は力なり」とはよく言いますし、「成功する人は最後まであきらめない人のこと」とは、かの本田宗一郎氏の名言です。短期で目に見える成果がなくても見る人は見ている、やめてしまえば権利なしだけど、参加していればチャンスはあるということ、続けていれば目に留まることもあるという事です。
今回の件では、私も自分の活動にもっと多くの人から興味を持って頂けるように、もっと役に立つと思って頂けるように、心を入れ替えて取り組んでいきたいと思い直す良い機会となりました。
皆さんも「もう無理かな」と諦めかけていることがあるならば、もうひと踏ん張り頑張ってみても良いのではないかと思います。
(新たな連載コラムは当方のサイトからリンクしていますので、ご覧頂ければ幸いです。【http://www.unity-support.com】)
このコラムの執筆専門家
- 小笠原 隆夫
- (東京都 / 経営コンサルタント)
- ユニティ・サポート 代表
組織に合ったモチベーション対策と現場力は、業績向上の鍵です。
組織が持っているムードは、社風、一体感など感覚的に表現されますが、その全ては人の気持ちに関わる事で、業績を左右する経営課題といえます。この視点から貴社の制度、採用、育成など人事の課題解決を専門的に支援し、強い組織作りと業績向上に貢献します。
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