たとえば同じ10畳の広さでも3畳程度の吹き抜け空間を設けるだけでまったく異質な広さを感じますし、2階建て住宅であれば1階リビングに吹き抜けを設けると5m以上の天井高を実現することが可能ですが、その高さを利用して大きな開口部(窓)を設け採光や通風上のメリットが生まれます。
また、床暖房を1階のみの施工として、リビング吹き抜けを通じて2階部分を床暖房の輻射熱効果(床から天井まで均一に暖まり、低温でも暖かいと感じる)で暖めるというような効率のよい効果も得られます。
太陽光が燦々と入る明るく爽やかなリビングは、とても心地良いものです。
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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