- 小木野 貴光
- 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
- 東京都
- 建築家
-
03-5948-9673
対象:新築工事・施工
半地下部分の有る、北区S邸。
防水方法を紹介して来ましたが、その2つ目。
水が入り易いのは、コンクリートの打ち継ぎ部分。
水膨張ゴムを敷いています。
以前は、以前は止水番という板を立てていたのですが、
コンクリート打設時に、倒れて意味をなさない事が多く、現在では使いません。
水膨張ゴムは、コンクリートを打つと、ゴムが膨らみ、隙間を無くし、水を
止める材料です。
写真のコンクリートの上にある、ゴムの帯がそれ。
防水3っつ目。
2つ目の打ち継ぎ部、水膨張ゴムを施工する現場は多いのですが、
この、セパレータ部の水膨張材も大事です。
これ、使わない現場の方が多いですが、
防水に過剰は無いという事で、使ってます。
鉄の棒に回してある、リングの様なものがそれ。
この棒、型枠を抑える為に必要な材料で、実際は、打ち継ぎの同様に、
水の入る可能性のある場所です。
これで安心。
小木野貴光アトリエ一級建築士事務所
このコラムの執筆専門家
- 小木野 貴光
- (東京都 / 建築家)
- 株式会社小木野貴光アトリエ一級建築士事務所 代表 一級建築士
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現
「あなたらしい、世界の一つだけの家」を実現するため、細やかな「収納計画」、「光と風」を取り入れ、「素材」と「間取り」の工夫で、心地よい住む方らしい家づくりをしています。住宅・デザイナーズ賃貸・クリニック・老人ホーム、東京都の建築設計事務所。
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