- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:年金・社会保険
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
全国健康保険協会(協会けんぽ)の、2011年度の都道府県別の保険料率(労使折半)が発表になりました。
全国平均の保険料率は今年度の9.34%から9.50%へと上昇。最高は北海道と佐賀県の9.60%で、最低は長野県の9.39%。
ちなみに、神奈川県は9.49%。
年収400万円の加入者の場合で、本人の保険料負担は年間で3,000円ほど増える見通しだそうです。
協会けんぽは、地域ごとの医療費水準が保険料率に反映する仕組みです。北海道の保険料率が高いのは通院がむずかしい地域があるため入院費が膨らみやすいという傾向があるため。
ただし、地域差が大きくなりすぎないように格差を縮める激変緩和措置も取られています。
高齢者の医療費が今後減るとは考えにくいですし、この先もじわじわと負担が増えていきそうですね。
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