- 堀口 雅子
- ベターライフスクエア ベターライフ・ナビゲーター
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
まず最初に、昨年1年間分の生計を一にする家族が病院にかかった領収書をまとめます。
次に薬局などで購入した市販の風邪薬なども含められるので、そのレシートも一緒にします。
まとまったレシートや領収書の金額を足し算しておきます。(A)
次に
入院などによって生命保険から入院給付金をもらったり、
健康保険から出産育児一時金や高額療養費をもらっているかどうか
確認し、その金額を合計します。(B)
最後に計算をします。
(A)-(B)-10万円=(C)
(C)の金額が所得控除額となります。
10万円のところは
総所得金額が200万円未満の場合総所得額の5パーセント、
つまり総所得額が180万円の場合9万円が差し引かれる金額となります。
これを申告書の書類に記入し、領収書等を添付または申告時に提示します。
ちなみに視力を回復させるレーシック手術の費用は医療費控除の対象となります。
最近加入されている医療保険では給付されない免責要件になっていることが多いです。
また、近視や遠視などによるめがねの購入は対象となりません。
ちょっとでも参考になればうれしいです。
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