- 新谷 義雄
- 行政書士しんたに法務事務所 行政書士 1級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 京都府
- 行政書士
大家さんとFPのマンション経営も第8回になりました。今日は建物のグレードを左右する「建築部材」の話です。新築で建築費がオーバーしたら、他社の建築材料との比較でコストダウンが図れますが、部材によってA級・B級・C級まで分類され
1.柱 2.屋根 3.外壁 4.開口部 5.床 6.壁 7.天井 8.収納 9.キッチン 10.浴室 11.洗面所 12.トイレ
13.給湯設備 14.照明 15.冷暖房
のパーツごとに算定されます。パッと見た感じでA級部材と分かる屋根や、外壁の例だと
屋根:上質日本瓦・高級S型洋瓦・天然スレート葺・銅板葺
外壁:タイル張り(1/3以上)・リシン掻落とし・ALC
が高級部材の代表例です。
ここで給湯設備のマメ知識としてガス給湯機の等級の見方ですが、多くの給湯機には給湯能力を××号と前面に記載されていますが、「水温から25度沸かしたお湯を1分間に何リットル供給できるか。と言う能力を表示しています。
A等級は24号以上=1分間に水温より25度以上上昇させたお湯を24リットル供給できる
近年のエコ給湯機なら430lに相当します。
もちろん経年劣化や使用状況により設備のランクに調整もされるかと思いますが、不動産屋さんはこう言う所も確認してるんですね。
給湯機の前面等にステッカーで貼り付け。多少記載方法が違う場合もあります。
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