調味料の差は、味に出る

こんばんは、高窪です。
あっという間に終わってしまった週末。
なんだか名残惜しいですね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか？

さて、先日レッスンをした際、試食時にいろいろとお話していたのですが、生徒の方から「レッスンの時のお料理は美味しいのに、自分で作るとちょっと違ってしまって…」というお声をいただきました。

何度も作ることで上手に作れるようになりますよ、とお話をしながらも、何が違うかしらといろいろと考えてもしかしたら、とお話したのが「調味料」の違いです。
その場でそのことをお話しすると、生徒の方も「実はもしかしたら、と私も思っていました」とのこと。
そこから調味料について、またいろいろとお話をさせていただきました。

以前、こちらのコラムでも書きましたが、たとえばおしょうゆ。
原材料は大豆と小麦、塩だけであると思って買っている商品が、実は原材料がそれだけではないことがほとんどの現在。
ご自宅にあるおしょうゆの原材料を見ていただいて、びっくりする方も多いのではないでしょうか？
また、同じ塩でも、食卓塩とミネラル分豊富な塩では、味が全く違ってきます。

一品ごとに調味料の量が極端に多いわけではありません。
でも、その味が出来上がりのお料理の味を左右するひとつにもなるのです。

ご自宅にある調味料の原材料を、ぜひともチェックしてみてください。
そして、もし「何かが違う」ようなら、その調味料を使いきったあとで、「きちんとした」調味料に変えてみてください。
そうすることによっても、お料理の味が変わってくるのではないか、と思っています。