賃貸住宅の良さと住宅ローンの負担-3 - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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賃貸住宅の良さと住宅ローンの負担-3

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不動産 持ち家・賃貸・住宅ローン
住宅ローンを組むのは、極めて大きなリスクを取った投資になります。
通常住宅ローン20年以上35年の期間借入金という大きな負担を背負いながら生活しなければなりません。その前の頭金創りもありますから、略働いている間住宅に縛られることになります。

この借入期間の長さの中で何が起きるか判りません。ご病気で働けなくなる(これが一番辛いケースになります)、リストラに遭うなど収入のリスク、ご家族の形態の変化で住む人数のリスク(歳を取ってから大きな家は維持するロードが大きいですね)、そして購入した土地の価格変動リスク(東京都心など限られた地域以外ではバブル中に購入した方の土地は未だに旧の値段に回復していません)。

また、日本の住宅の多くが30年経つと建替えが必要になる建築物です。建替えにならなくてもリフォーム(大修繕)は必要です。マンションでも20年経過後は10年単位で種々の修理費が必要になります。丁度ローンを払い終えた後、リフォームなどの費用がかかり始めます。同じ家に終身住むとなると、60歳定年後20年以上、奥様は30年近く住むのですから、大きな費用が必要になります。