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日経記事『スマートフォンドコモ,累計100万台突破』に関する考察

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皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

1月16日付の日経新聞に、『スマートフォン ドコモ、累計100万台突破』のタイトルで記事が掲載されました。

本日はこの記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は以下の通りです。


『NTTドコモが2010年度に販売したスマートフォン(高機能携帯電話)の累計台数が10年末までに100万台を突破したことがわかった。期初の販売目標は100万台で、約3カ月前倒しの達成となる。ドコモは10年度目標を130万台に上方修正したが、販売は予想を大きく上回っており、期末までにはさらなる上積みで200万台に迫る可能性もある。

ドコモは10年4月に英ソニー・エリクソン製「エクスペリア」を発売したのを皮切りに、韓国サムスン電子製「ギャラクシーS」などこれまでの10機種を投入した。

同社の総販台数は年間約1800万台で、スマートフォンの比率はまだ低いが、「1~2年後にはスマートフォンが既存の携帯電話と販売数で同程度になる」(山田隆持社長)とみている。』


上記記事はNTTドコモのスマートフォンについて書いていますが、KDDIのスマートフォンであるISシリーズも好調でまだバックオーダーの解消が出来ないようです。

昨年、低迷した国内市場にあってスマートフォンはHV(ハイブリッドカー)などと並んで売上が伸びた新事業でした。

スマートフォン市場は今後更に急速に伸びていく見込みです。


MM総研(東京都港区、所長・中島 洋)は2010年12月16日に、2010年8月31日に発表した2015年度までのスマートフォン市場予測を上方修正したと、発表しました。
理由としては以下3点をあげています。

1.おサイフケータイやワンセグといった国内独自サービスに対応したAndroid(アンドロイド)OS搭載スマートフォンへの関心が予想をはるかに上回っていること、
2.キャリアやメーカーによるスマートフォンへの取り組みが本格化していること、
3.2011年度の登場が見込まれるLTE対応スマートフォンによる新たな付加価値の創出に大きな期待が持てることである。

同時に、2010年度のスマートフォン出荷台数は当初440万台としていたが675万台に拡大する見通し。前年度(234万台)の約2.9倍となり、総出荷台数の18.1%を占めると予測しています。

その後もスマートフォン出荷台数(スマートフォン台数比率)は2011年度:1,545万台(40.6%)、2012年度:1,925万台(50.1%)、2013年度:2,120万台(56.4%)、2014年度:2,245万台(60.5%)、2015年度:2,410万台(63.1%)と拡大傾向が続き、2012年度にはスマートフォン出荷台数比率が過半数を突破すると予測する。

このように急速な市場拡大した背景には、スマートフォンの使い勝手、高機能、デザインなどが顧客に受け入れられたことと、この製品自体が国内メーカーのみではなく韓国などの海外企業製品も当初から投入され、いわば世界市場と国内市場が同期した形で立ち上がりつつあることによると思います。

国内携帯市場は、ガラパゴス化したと言われていましたが、スマートフォンの登場はこの市場を一気に変えてしまいました。
国内携帯メーカーは、早くも韓国企業との激しい競争に直面していますが、同時に、世界市場に打って出られる機会を持ちました。

限られた国内市場のみで勝負していては、売上・利益の拡大が見込めません。
世界市場で事業してこそ、大きな機会を得られる可能性が高くなります。

スマートフォンの事業展開は、その事を実証しています。
今後、スマートフォンのは、関連市場を巻き込みながら、個人のライフスタイルや仕事のやり方まで変える大きなインパクトを社会に与えると考えています。

中小企業にとっても世界市場レベルで大きな事業機会が生まれつつあります。

HVやEV(電気自動車)やクラウドなどと共に、今後日本経済を引っ張る起爆剤になると期待しています。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー GBM&A 山本 雅暁

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