- 原 聡彦
- 合同会社MASパートナーズ 医業経営コンサルタント
- 大阪府
- 経営コンサルタント
対象:医療経営
- 中井 雅祥
- (求人とキャリアのコンサルタント)
- 柴崎 角人
- (行政書士)
こんばんは。医業経営コンサルタント
原聡彦(はらとしひこ)です。
本日は、弊社が開発した診療所経営セルフチェックリストの一部(情報発信 編)をご紹介します。
診療所セルフチェックリストは、約500件以上の診療所経営支援を実施し、地域に選ばれている診療所が実践している行動をチェックリスト化したものです。
【情報発信 チェックリスト】
1.院長の医療に対する考え方や診療方針等を待合に掲示していますか。
2.院長の医療に対する考えにあった診療所のシンボルマークを作っておられますか。
3.院長の専門分野項目を待合に掲示、また紙面で用意していますか。
4.院内掲示板を活用することや院内パンフレットの発行等は行っていますか。
5.医療行為以外の電話による問い合わせについて、例えば診療所への順路、受付時間帯、診療日、専門外来等の標準的な説明の準備はできていますか。
6.待合室に季節に流行する疾病等の解説(簡単なもの)等を掲示していますか。
7.連携医療機関(病院、診療所)の案内を待合に掲示していますか。
8.患者、地域住民を対象とした講演会、勉強会等を実施、または検討していますか。
9.診療に関してパソコンやビデオカメラ等を活用し、図、画像等を駆使した視覚に訴えるような情報提供をしていますか。
10.患者さんへの説明・対応にはなるべく専門用語は多用しないようにしていますか。
上記、10個のチェックリストのうち5個以上「できていない・やっていない」のある医療機関は自院の情報発信を再検討する必要があります。
特に待合室の掲示物は思いのほか、患者さんはよく見られています(変化にも気づいておられます)ので患者さんがどんな情報を欲しているか検討しながら自院の情報発信のあり方を考えて頂きたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!
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