- 田熊 哲也
- 株式会社ひまわり房総店 店長
- 千葉県
- 宅地建物取引主任者
対象:老後・セカンドライフ
明けましておめでとうございます!
2011年になり、今年はキッチリこちらのコラムもアップさせて頂こうと勝手に決意致しました。
決意して一発目のコラムのタイトルにしては少々灰汁が強い気も致しますが、ご勘弁下さい。
さて、田舎暮らし・リゾート暮らし物件を探すとき思いつくことは「眺望が良く・静か・取得金額を安く」
私も、移住してくる際には色々悩みました。
しかし、先ほど思いつくことの裏を返せば、眺望がよく→周りに何もない可能性大。静か→不便すぎて誰も来ない
取得金額が安い→市場価値がないとも言えます。
そんな事分ってるよ!!とおしかりを頂く事は百も承知で書きました。
でも、実際天気の良い穏やかな日にそういう物件に出会ってしまい「掘り出しものですよ~」なんて
言葉を掛けられてしまって「即購入」→「後悔」=失敗。
という方を結構見かけます。
また、少し前に流行った田舎暮らしの特集番組。あれは、酷かった。
特に田舎は、生活費が安い的な事を謳った番組がありましたが、そんなことはある筈がありません。
考えてみれば当然です。田舎ですので、市場からの距離は遠くなり物流コストは上がります。また、仕入れ量も少ないので安
く仕入れる事が難しくなるため物価は上がります。
地物はある程度安く手に入る可能性はありますが、それだけでは一年中の生活は、カバーできません。
住むところに関しても、いきなり何の伝手もなく元々地元の方しかいない様な所に住んだ所で受け入れてもらえるケースは
殆ど無いと考えるべきでしょう。
試しに、地元の知人友人に聞いてみました「もし、隣の家に東京から知らない人が来て住んだらどうなると思いますか?」
答えは「村八分になるでしょうね(房総弁で)」まぁ村八分になるって相当極端な言い方ですが、寂しい思いをされる事は間違
えありません。
ここまでは、田舎の問題を書きましたが探されているご本人に問題がある場合もあります。
それは、第二の人生を田舎で過ごそうという方には特に注意して頂きたいのですが、あまり深くは書きませんが
「第一の人生の時の事は良くも悪くも忘れて下さい。」
その他にも色々とありますが、思いついた時に書いていこうと思います。(直接ご相談くださっても大丈夫です)
なんか、田舎暮らし・リゾート暮らしってめんどくさいと思った方も多いと思いますが、正直申し上げまして大変な事です。
次回のコラムでは失敗のしないリゾート田舎暮らし・リゾート暮らし物件の選び方について書きたいと思います。
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