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ホノルル「完走」日記・マラソンブームと関連産業の隆盛(3)

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  1. 心と体・医療健康
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(続き)・・さて12月のホノルル・マラソンの「完走」を目標に練習を始めてはみたものの、一体どのように練習するのが効果的か、これといった知識もなければ人脈もありません。一緒に参加することになった公認会計士と建築デザイナーは、結構な長い距離の走り込みをしている模様です。私もいつものスポーツクラブでのランニングを、1回5~10kmあるいはそれ以上に延ばし、それを週3~4回行なうと決めました。素人考えで、いずれは練習で20km以上の長距離も走らなければならないだろう、などと漠然と考えていました。
 
その日常的なトレーニングをベースに、毎月1回の皇居マラソンに於いてメンバーと情報交換も兼ねて走り込む、というスタイルが10月まで続きました。皇居マラソンでの走行距離はメンバーによって1~3周とバラつきがあり、私の場合は3周を目処としました。ところが10月の練習の頃から、走行距離が10km前後に達する辺りから左膝の外側のひどい筋肉痛に襲われるようになったのです。そのために1周5kmのコースを2周する頃から足が痛くなり、3周目には途中から歩くという有様になりました。
 
走った後は筋肉痛を治すためマッサージなどにも通いました。その場では一旦楽になるのですが、走るとまた同じ箇所が痛くなります。痛くなる場所はいつも決まって左膝の外側です。こんな状態で果たして40km以上も走れるのか、と少し心に焦りが生じました。そこでいくつかのランニングの教本を読んでみたところ、私の練習方法やランニングの姿勢などにいくつかの問題点があることが分かりました。まずシューズが合わないのではないかと思い、アシックスの専門店に行って姿勢をチェックしてもらい、それに合わせたシューズを用意しました。
 
さらに左膝の筋肉に負担がかかっていると考え、ランナー用のサポーターを左膝につけて走ってみました。すると膝への負担が減り、いくぶん楽に走れるようです。それから走るスピードが若干速すぎました。私は時速8~9km(1キロ6~7分)を目標にしていましたが、完走を目指す初参加者としては時速7~8km(1キロ7~8分)程度で充分です。しかも膝や足などにトラブルを抱えている以上あまり速く走るのは得策ではないと考え、できるだけゆっくりと走ることにしました。それと並行してスクワットなどの下半身の筋トレを強化し、より入念にストレッチしました。
 
10月末にメンバーである建築デザイナーが、或るランニング・サークルの情報をキャッチして諏訪湖で開かれる1泊2日の合宿に参加することになり、私に一緒に行かないかと誘ってきました。自己流の練習に限界を感じていた私は、何とか時間をやり繰りしてその合宿に参加することにしました。初冬の風情の中開かれた合宿にはホノルル・マラソンの完走を目指すランナー約50人が集まりましたが、女性が多数を占める参加者の中で、70代とおぼしき男性が加わっているのは大きな励みになりました。その方は昨年、何と14時間もかかって「完走」したといいます。
 
合宿ではマラソンの技術的な講義や実習と、実際の湖畔の走り込み、それにホノルル・マラソンを攻略する上でのポイントの解説などが行われ、たいへん充実したものでした。指導者の男性は数々のマラソン大会で自身の記録のみならず、多くの市民ランナーを育ててきた実力者です。その講義と実習では特に、初心者はとにかくゆっくりと走ること、姿勢は上体を引き上げて真っ直ぐに保ち胸を張ること、マラソンは一人ではなく皆で一緒に走ること、などが強調されました。私自身は走行中に腰が落ちており、上体を引き上げて走るように徹底して指導を受けました。
 
合宿を主催したサークルでは会員向けに、毎日のようなフォローのメールや定期的な練習会が行われており、私達も会員ではないもののフォローのメールを受けました。それは本番に向けた体調管理や練習メニューなどのほか、ハワイ現地の情報や心理的なバックアップなども含む、たいへん手厚いものでした。そのメールによって得られた技術的あるいは心理的な安心感は、かなりのものがあります。マラソンは一見孤独で過酷に見えるスポーツですが、皆で一緒に走る素晴らしさということが身に染みて分かりました。
 
合宿後は下半身や腹筋などの筋トレとストレッチに重点を移し、走り込みは体調や筋肉痛と相談しながら行ないました。その結果、左膝の筋肉痛は徐々に軽減し、10km前後ではあまり痛まなくなりました。走るペースはキロあたり7~8分と、きわめてゆっくりです。走る姿勢には細心の注意を払い、とにかく上体が落ちないように、真っ直ぐな姿勢を保つようにしました。40km超という走行距離は未だにピンとこないものの、本番の期日が迫ってくるにつれて、「何とか走れるのではないか・・」といった実感が湧いてくるのを感じていました・・(続く)

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