自社の従業員の退職率は健全でしょうか? - 組織戦略・組織作り - 専門家プロファイル

原 聡彦
合同会社MASパートナーズ 医業経営コンサルタント
大阪府
経営コンサルタント

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対象:人事労務・組織

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自社の従業員の退職率は健全でしょうか?

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こんばんは。医業経営コンサルタント
原聡彦(はらとしひこ)です。

従業員の退職が多いので定着できる対策はないかという相談をよく受けます。その際、解答させていただいている事をお伝えします。

1.従業員の退職は、企業には必要と考える。
一般的には、従業員の退職が多い企業は成長しないと言われているが、私は、ある程度の従業員の退職は企業には必要と考えています。

なぜなら、従業員の退職がない会社は高齢化し組織が硬直化してしまい逆に成長が止まってしまうからです。ある程度の退職とは、年間、在職従業員の5%~10%前後は健全な退職率であると考えていい。


2.優秀な従業員が退職していないか自社の退職者の傾向をつかむ。
ある程度の従業員の退職は必要であることをお伝えしましたが、優秀な従業員の退職は、今後の成長に大きな影響を及ぼします。

なぜなら、減収傾向にある企業は例外なく優秀な従業員が毎年、退職しているのです。ぜひ、ここ10年間、どんな従業員が退職したかを分析してほしい。

分析は数値的な分析を行うとよいでしょう。例えば、在職年数、年齢、役職、貢献高(年間受注額、生産性など)などを時系列にみると自社の退職者の傾向が見えてきます。


3.優秀な従業員との約束を守る事で退職を防止できる。
自社が優秀な従業員が退職している傾向にあるなら、優秀な従業員が定着する対策を打つ必要がある。しかし、対策は難しいものは必要ない。

中小企業の場合、意外にも経営者と優秀な従業員との約束が守られていない理由で退職しているケースが多い。特に給与の約束が守られていない。

経営者から見れば、従業員の退職は給与だけではないと言われるかもしれないが、従業員にとっては給与は大きな問題です。特に約束したことが守られてないとなると、これは信頼関係の悪化にも発展してしまう事を理解頂きたい。

経営者には従業員との約束を守られているかを定期的に棚卸する事をお勧めしたい。


出会いがあれば別れもある。企業経営者はそんな繰り返しかもしれませんが、優秀な従業員が活躍できる場を作ることも企業経営者の使命と思います。その前提は従業員との約束を果たす事と思いますので年末、年始のお休みにじっくり考える時間を持っていただきたいと思います。

以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝!

 

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