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対象:心と体の不調

茅野 分
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井元 雄一
(カイロプラクター 博士(健康科学))

閲覧数順 2016年12月04日更新

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ホノルル「完走」日記・マラソンブームと関連産業の隆盛(2)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・その答えの一角は、毎月走ることになった「皇居」にありました。皇居に行くとすぐに分かりますが、大勢のランナーが周囲を走っています。特に日曜日など休日の日中はたいへんな人数で、マラソンや駅伝などの大会も行われています。ランナーの総数が多い時には数百人にも上り、まさに押すな押すなの混雑ぶりです。そのため観光客などとの接触事故が散発しており、一部のマナーの悪いランナーとも相俟って、ちょっとした騒動にもなっているようです。
 
また皇居の周囲には、着替え室やシャワールームなどを備えた有料のランナー向けの施設がいくつもあり、どこも揃って繁盛しています。施設によっては豊富な品揃えのショップをもち、会員であるランナー向けにセミナーやスクールを開催し、ランナーの育成や囲い込みに余念がありません。またシューズメーカーなどがランナー向けに、足の詳しいサイズや走り方の癖を測定し、それに合わせたランニングシューズを提案する、などといったサービスを展開しています。
 
皇居の周りを走るランナーの顔触れも、今では多彩です。一昔前は学生やスポーツ選手、それに愛好家のオジサン方が主流で、どちらかというとマニアックな集団という印象がありましたが、最近は若い女性や主婦、家族連れやカップルの姿も目立ちます。ランナーのファッションも押しなべてオシャレになり、実にカラフルです。走る姿や表情も一部を除き、概してのんびりしており、汗だくで目を吊り上げて走る、などという従来のイメージはなくなってきました。
 
それでいてランナー同志の会話を聞いていると、一般の方々に比べて明らかに「健康的」です。スポーツだけでなく食事や栄養、体温維持、睡眠など、健康一般への並々ならぬ関心と工夫が感じられ、また実際に体型や顔色などをみてもヘルシーな傾向があります。そして表情や言葉、行動などが前向きで積極的な人が目立ちます。ランナー仲間と一緒にいると、こちらまで健康的で前向きな人間になったような気分になるから不思議です。
 
ただそのような特徴は何もランナーだけでなく、スポーツマン一般にもいえることかも知れません。例えば私は以前エアロビクスなどのダンスを習っていたことがあり、上記の傾向はエアロビクス愛好家にも共通していました。但しエアロビクスは比較的マイナーなスポーツで、女性はともかく男性で取り組んでいる人は私の周囲にはたいへん少なく、友人や親戚、職場の同僚などにもなかなかその良さを理解してもらえないといった、少し淋しい印象ももっていました。
 
それに対してマラソンは明らかに「メジャー」なスポーツです。ランニングとは全く縁のないような人でも、シドニーオリンピックで優勝した高橋尚子さんの名前を知らない人は殆んどいません。また何かの集まりで「ランニングを始めた」などと発言すると、必ず「それはすごいねえ」とか「私も走っているよ」あるいは「どこで走っているのか」といった反応が返ってくるのです。また「〇〇マラソン大会に出場する!」などといった会話が、ランナーの集まりでは方々からよく聞かれます。
 
従って建築デザイナーの方がマラソンに初参加する、と聞いてからは、私もマラソン大会というものにひどく興味を持ちました。私自身がとにかくマラソンコースを走りたいという気持ちよりもむしろ、多くの人を引き付けてトリコにしているマラソンとは一体どういうものなのか、内科医であり産業医である自分の目と脚で実体験してみたくなったのです。そこで公認会計士もホノルルに参加すると表明したのを機に、私自身も参加を申し出ました。昨年8月のことです。
 
さてマラソン大会に申し込んだものの、12月12日の大会まであと約4か月しかありません。どのように練習していいかもよく分からず、42.195kmがどのくらいの距離なのかも実感できませんでした。とにかく長い距離で、相当の体力と気力が必要だろうとは思いましたが、それを走り切るには具体的にどうすればよいかも見当がつきません。ただホノルルマラソンは時間制限がないため、初心者には比較的やさしい大会であるというのが安心材料でした・・(続く)

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