バイオ専門弁理士としての今年の成果振り返り - 特許 - 専門家プロファイル

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バイオ専門弁理士としての今年の成果振り返り

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医薬・バイオ特許 iPS細胞(人工多能性幹細胞)関連特許

今年は発明協会(農工大ティー・エル・オーの派遣元)を退職し、ある大手特許事務所に机を借りていわゆる軒弁というのを始めた。

大手特許事務所の実務はかなり参考になったが、特許業界の厳しさも目の当たりにすることにもなった。

出願件数が減り、値引きも要請される状況では景気がよくなりようもないが、固定費の多い大手事務所ほど大変ではないかと思われる。

しかし、仕方がないとも言っていられないので、受任件数を増やす努力はしていて、それが徐々に成果に結びつきつつある。

個人としては、弁理士会バイオ委員会のメンバーとして、バイオ特許のコンサルティングで、近畿大学、京都大学、酪農学園大学、横浜市立大学でバイオ特許関係の講義をした。

また、海外とのライセンス契約交渉も行い、秘密保持契約は締結し、ライセンス契約は細部を詰めている状況である。

そして、今年は、PCT出願、PCT出願からの各国移行手続き、台湾出願等も経験した。

さらに、大手特許事務所で仕事を受けて、国内でもトップクラスの事務所の実務のレベルをほぼマスターしつつある。

そういう意味で今年は弁理士として非常に意義深い年だった。どんな仕事が来ても十分対応できるだけの能力はある、と自分でも確信できた。

来年からは身につけた能力を世の中に役立てるよう全力を尽くそうと考えている。

このブログの読者の皆さまも1年間お疲れ様でした。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

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