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閲覧数順 2016年12月03日更新

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平成23年(2011年)の住宅ローン金利動向

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今年も残り僅かとなりました。今回は来年の住宅ローン金利動向について予測したいと思います。

 

まず変動金利ですが、これは平成23年も横ばいと考えています。何しろ今回の実質的なゼロ金利政策の解除条件として、日本銀行は消費者物価指数が安定して前年よりプラスになると見通せるまで、ゼロ金利を続ける姿勢を明確に打ち出したからです。

日本経済は物価が下がるデフレ基調が続いていますが、円高などデフレを後押しする要因はあっても、解除の条件となるインフレを後押しする要因はなかなか見つかりません。

来年は多少の円安が予想されていますが、根本的には消費の活性化が起こらない限り、消費者物価指数が安定して前年よりプラスになるのは難しいでしょう。従って、少なくとも平成23年は変動金利は横ばいで推移しそうです。

 

次に固定金利です。これは長期金利の動きに連動するのですが、平成23年は月によって固定金利が上がったり下がったりする、まだら模様の展開になると考えています。また、住宅ローンの金利はローンの実行月の金利が適用されるところが大半ですので、ある程度の運にも左右されそうです。

長期金利の上昇要因としては株価の上昇が考えられます。平成23年の株価予想は上昇と見る向きが多く、そうなると長期金利も上昇し、それに連動する固定金利も上昇します。今年よりも円安になりやすいことも株価を押し上げ、結果的に固定金利の上昇要因となりそうです。

一方、下降要因としては欧州のソブリンリスク(ギリシャやアイルランドなどの国債がデフォルトとなるリスク)が考えられます。これらのリスクが他の国にも広がるようであれば、世界経済全体の不安定要因となり、リスク回避嗜好から長期金利が低下し、固定金利も低下するものと考えられます。

また先進国が完全に景気回復していないこと、新興国では逆に金融引き締めなどで世界経済の下押し圧力が高まることも考えられます。さらに、朝鮮半島情勢も一時的ですが影響してくるでしょう。

このように上昇要因と下降要因がどの月に強まるかによって、その翌月の固定金利の水準が左右されます。恐縮ですが、固定金利の動向に関しては私のブログで解説している、金利動向の最新記事を参考にして頂ければと存じます。

 

ただし過去の水準と比較すると、平成23年(2011年)も住宅ローン金利はかなりの低水準にあります。これにフラット35Sであれば1%の金利優遇、住宅ローン控除などの税制優遇もあります。無理のない範囲でこの低金利をうまく活用して頂けたらと思います。

 

沼田 順(CFP上級国際ライセンス)

 

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