- 森 久美子
- エフピー森 代表
- 神奈川県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
こんにちは。ファイナンシャル・プランナーの森久美子です。
お金のことは、よく分からないからとあきらめてはいませんか。お金と上手につきあって、ちゃんと暮らしたいと思っているあなたの「マネー力」をつけるためのコラムです。
年の瀬もいよいよ押し詰まってきました。今年も残すところあと3日。
2011年度税制改正では、資産を持つ高齢者から子どもや孫への生前贈与を促す、贈与税の軽減が実施される予定です。
具体的には、20歳以上の子どもや孫へ410万円を超える贈与にかかる税率を一般の贈与に比べて5~10%引き下げる。また、現在の「相続時精算課税制度」の対象を20歳以上の孫にまで広げ、贈与者も現行の65歳以上から60歳以上へ対象を広げます。
若い世代への贈与をうながして、消費拡大につなげたいという狙いがあるようです。
税制改正法案が成立すれば、来年1月1日以降の贈与から適用になります。
ただし、これは相続税の増税とセットになっていることを忘れてはいけませんね。
子どもや孫へ資産を移して相続税の対策をしたいという家は、年内に「贈与税基礎控除110万円」を利用した生前贈与を実行しておくことも、意義のあることだと思いますよ
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