-給与所得控除額の上限設定-
平成23年度税制改正大綱によりますと、
年収1,500万円のサラリーマンは給与所得控除(概算必要経費)の上限額が設定されました。
【給与所得控除の上限設定】
その年中の給与等の収入金額が
1,500 万円を超える場合の給与所得控除額については、
245 万円を上限とします。
具体例:給与収入3,000万円の場合、
従来:給与所得控除 320万円
新法:給与所得控除 245万円
75万円(320万円-245万円)分の必要経費がなくなることになります。
これにより、所得税および住民税が37.5万円(=75万円×50%)増税となります。
このコラムの執筆専門家
- 大黒たかのり
- (東京都 / 税理士)
- 大手町会計事務所 代表税理士
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