- 渕本 吉貴
- 株式会社FPコンサルタント 代表取締役
- 東京都
- 起業・資金調達・事業再生コンサルタント
-
03-3226-7272
対象:事業再生と承継・M&A
- 村田 英幸
- (弁護士)
- 村田 英幸
- (弁護士)
金融円滑化法の1年間の延長が、金融庁からプレスリリースされました。
・来年3月末に期限を迎える金融円滑化法を1年間延長
・金融機関の開示・報告資料の大幅な簡素化
・金融機関による経営再建計画の策定支援等のコンサルティング機能の発揮の促進
という点などに、改善を加えるとしています。
金融円滑化法で返済猶予(リスケ)など条件変更を受ける場合に、実効性のある経営再建計画を作って、実行することが重要であることに変わりはありません。
⇒ 返済猶予(リスケ)に必要な経営再建計画書の雛形・見本・サンプルは、こちら
金融円滑化法の延長に関する新聞記事などを読みますと、
「経営再建計画の実行が進んでいない」
「経営改善計画に盛り込まれた、再建策を、なかなか実行されていない」
などがあります。
金融円滑化法で返済猶予(リスケ)などを受ける場合、「金融機関による経営再建計画の策定支援等のコンサルティング機能の発揮の促進」とありますが、債務者側が主導をして経営再建計画書を作成するようにしてください。
なかには、返済猶予(リスケ)などを受けたいがために、金融機関の言い成りで、無理な経営再建計画を作成している場合も見られます。
経営者が納得していない経営再建計画の場合、当然のことながら、なかなか進行しないものです。
これから、金融円滑化法で返済猶予(リスケ)をお考えの経営者の方は、経営再建計画書を、自分で考えて作成するようにしてください。
すでに金融円滑化法で返済猶予(リスケ)を受けている方は、経営再建計画の内容を見直して、修正すべき点は修正して、返済猶予(リスケ)などの今後の方針を再交渉することも可能です。
経営再建計画の作り方などでお悩みの方、経営改善計画を見直して、再度、返済猶予(リスケ)交渉をしたいとお考えの方などは、ひとりでお悩みにならずに、銀行対策.comへお問い合わせください。
このコラムの執筆専門家
- 渕本 吉貴
- (東京都 / 起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
- 株式会社FPコンサルタント 代表取締役
豊富な融資審査経験を有する資金繰りコンサルタントです!
元銀行融資審査役職者の資金繰り改善・銀行取引対策コンサルタント。起業段階から上場企業まで、豊富な融資審査経験あり。返済猶予(リスケ)による事業再生、債権回収業務も担当。中小企業の資金繰り支援で、より実践的なコンサルティングをしています。
「融資について全般」のコラム
経営者個人保証の説明義務化や銀行との交渉方法などを解説!(2023/02/10 13:02)
融資のために預金取引を充実すべきか?お金の借り方を解説!(2023/01/23 20:01)
融資審査の答えを早めに引き出す方法とは?銀行対策コンサルタントが解説!(2023/01/10 15:01)
不動産投資・アパート経営は、楽に稼げる、不労所得なのか?(2022/09/13 19:09)
決算書の出し方や決算説明で、銀行から融資を引き出す方法とは?(2022/06/01 17:06)
このコラムに類似したコラム
【金融円滑化法 延長に?】-自見金融相の発言から 森 滋昭 - 公認会計士・税理士(2011/09/03 23:39)
【金融庁、資産査定を厳格化】 森 滋昭 - 公認会計士・税理士(2011/07/28 22:35)
再度のリスケにおいて重要なもの パート3 萩原 貞幸 - 経営コンサルタント/起業家(2013/04/23 19:22)
倒産急増しているようですが、ちょっと待ってください! 萩原 貞幸 - 経営コンサルタント/起業家(2012/07/21 10:31)
不良債権予備軍って? 萩原 貞幸 - 経営コンサルタント/起業家(2012/06/01 17:37)