「ブログにツイッターと同じこと書き直す」

ツイッターでつぶやいていると、
ブログへの書き込みが減るという話しは聞いたことがあるけど、確かにその通り。

去年はその日にあったことで記憶に強く残っていることを、
寝る前に書くという習慣だったから、飲んで寝てしまった以外はほぼ毎日更新。
いまは週一くらいのペースになってる。
ツイッターにつぶやくことで、一日を思い返すことができなくなってるかもしれない。

でもまとめてみる。

朝起きたらやたら天気が良いから外にでようと決めて、まず2ヶ月ぶりに髪を切りに行く。

髪を切って外に出ると、
美容室そばの下谷神社の大銀杏に太陽が当たって葉っぱが黄色く光って青い空との対比が印象的。
ついでに近所の長屋の銅板仕上げが今はなかなか見られないので、写真に記録しておく。

土日はランチ営業している蕎麦屋「おざわ」まで歩いていくことにして、
普段通らない道を捜して歩いていたら、
東本願寺の裏の辺りで黒いハシゴを外壁につけてあるように見える建築を発見。
「東京旅館」と書いてある。

引き戸を開けて見るといきなり畳のスペース。外人がパソコンをいじっている。
片言の日本語を話してきたので、「オーナーいるか？」と聞くと呼んできてくれて、
若いオーナー？と少し話しをしていたら、建築家の大島健二の設計だとのこと。
確かに6年前に大島さんからオープンハウスの案内をもらっていたのを思い出す。
外人向けの宿で、とても安く泊まれるし、
建物に愛着を持っているからとてもキレイに使っている。

12時に「おざわ」に着いたのだけど、お客さんは一人もいない。
食べ終わってもいない。
並んでることもあるくらいなので、ちょっと不思議な時間を過ごした。

もちろん蕎麦は好みなので、満足。
ここのつゆは甘辛。基本甘いのが好き。蕎麦は太くてかみごたえがある。
事務所の近くに「並木藪蕎麦」があるけど、
日本一からい？と言われているけど、何度食べても慣れない。
これは子供の頃から家の味に慣れていることが大きいんだろうと思った。
家のつゆは甘いし、蕎麦は親父が打つと細く切れない。それに慣れてるんだと思う。

3時に新宿OZONEのセミナーがあるので、新宿に向かって歩く。
美容室で御徒町のガード下を利用した新しい店舗がオープンしたと聞いたので、
そこを見て新宿に向かうことにした。
電車の高架下は利用されないと暗くて雰囲気が悪いというのが通常。
ここに工房やカフェが30軒くらいまとまってオープン。店舗のセレクトが素晴らしい。
みんなものづくりの人たちだから、話しも聞きたいけど、今日はざっと見ておく。
ここの設計はうちの元スタッフの添田直輝がやっていると聞いていた。
生花に添田の名前を見つけて、本当に出来上がったんだと実感。それも嬉しい。

中学の同級生が12月20日の矢沢永吉の武道館ライブのチケットを取ってくれたので、
矢沢のアルバムを聴きながらひたすら歩いて、飯田橋まで。
ちょうど一時間歩いたことになる。

大江戸線の飯田橋駅は駅の中で一番好きな駅なので、何度も撮ったけどまた写真を撮って新宿へ。
OZONEに向かう途中で道を聞かれて案内する。

パークタワービルに着くと、1階で奈良のものづくりの人たちの展示をしていたので見てみる。

最初は靴下職人。
靴下を機械で自動的に作るのではなく、人の手で一つずつ作っているらしく、2足購入。
土踏まずや足首などの編み方を変えてあって、
最後にプレスをするとぴしっとするけど、生地が傷むから洗って自然乾燥させたとのこと。
凸凹しているけど気持ちよさそうな靴下。

次は刺繍で昆虫を作っている人。
カブトムシ、クワガタ、カマキリ、バッタ、蛙、蜂を購入。
虫は見ていて飽きないし、生き物のデザインってカッコいいし、
育てるのは難しいから、この昆虫たちを「そばに置いておきたい」って思った。
しかしよく再現されてる。技に感動。

1時間早足で歩いたせいか、セミナーで話すので緊張しているのか顔が火照って熱い。
OZONEではうちの仕事をいくつかスライドショーで紹介して終わり！

ツイッターで書いたことをまとめて見ると、
やっぱり今日一日幸せな日だったと改めて思える。