これは、1994年に「JMPT」*1に掲載された論文です。
42歳の女性、右手首で痛み、うずき、そして麻痺を訴えていました。 C6皮膚分節の感覚異常、Phalenテスト、およびTinelサインの陽性。 EMGテストで手根管症候群であることを確認しました。
週3回を4週間、頚部、肘関節、手首カイロプラクティックの治療を行ないました。それにより、握力、知覚の正常化、整形外科学テストは陰性、症状は消失しました。
この研究により、カイロプラクティックによる手根管症候群の客観的、主観的改善を確認することができました。
手根管だけを調整するのではなく、症状を全体として捉え、頚椎、肘関節も合わせて整えるというカイロプラクティックのアプローチの有効性が示すことができた論文ではないでしょうか。
山中英司
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*1J Manipulative Physiol Ther 1994 (May);17 (4):246-249
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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