- 田中 圭吾
- オフィスライト行政書士田中法務事務所 代表行政書士
- 東京都
- 行政書士
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
ベンチャー社長の彼は婚約者よりも会社を取った
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相談されたのは30歳代前半の女性です。
相談者は1年半ほど前から交際している彼と婚約をしていました。
挙式の日程も決まっていました。
ところが、彼の子供を妊娠しているという女性が急に現れたのです。
彼は半年ほど前に合コンで知り合って1度だけ関係をもった女性とのことです。
その女性は妊娠6カ月ですが、ここまでお腹の子が大きくなるまで彼に言わなかったようです。
彼はベンチャー企業の社長をしています。
その女性は彼との婚姻を希望していますが、彼は婚約者がいると拒否していました。
しかし、彼は家庭裁判所に訴えられたのです。
ちょうど彼の会社は上場の審査もあり、裁判沙汰は避けたいとの周囲の意見もあります。
それで彼は裁判を取り下げてもらうために、その女性との婚姻届を出すことにしたのです。
相談者はこのような事態になってしまい、一体どうしたらいいのかと当事務所に相談されたのです。
彼は会社のために婚約者を捨てたと解釈します。
子供ができても婚姻の義務はありませんし、慰謝料・養育費などの金銭で決着できた可能性もあります。
そうしなかったのは、会社のためでしょう。
相談者ができることは、彼への婚約破棄に基づく慰謝料請求ということになります。
「不倫慰謝料相談リーガルクリニック」
http://www.ncn-t.net/right/
「不倫相談.com」不倫問題カウンセラー主催
http://furin-soudan.com/
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