- 瀧澤 直也
- ターボ株式会社 代表取締役
- 東京都
- ビジネススキル講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
大学の講義にお邪魔しました。
「キャリア教育」
来年度からは全大学での実施が義務付けられる授業です。
受講者は主に大学2年生と3年生。
20歳あたりから将来のあり方、生き方を模索し始めることを周囲から強いられることは決して悪いことではないと考えます。
なぜなら、相変わらず日本の大学はモラトリアム。入学がゴールで、卒業までのプロセスはゴールがない。ゴールした後の余暇になってしまっています。
私は卒業して13年。本質的にはあまり変わっていない大学の姿を実感していますが、学生にキャリア教育を展開することやハイテク教室や施設の増改築といった環境は改善が進んでいるなと感じます。
しかしながら、良いツールも使いこなしてナンボ。
例えば、TOEICの授業を学生に与えても、勉強する本人のモチベーションが無かったら意味がない。
高い授業料。それを出す親の気持ち。何より、自分の将来。
そういった未来に価値あるものへの意識とスタンスがどうしても欠落してしまうのが学生という生き方。
キャリア教育を義務化することが、未来を生きる若い人たちにとって良いキッカケの時間と場になることを願って止みません。
そして私自身もその一翼を担う一人として、今後のキャリアデザインを見直すキッカケにもなりました。
キャリアデザインは、一生モノ。
師、曰く。
「事象がつまらないのではなく、
自分の見方や考え方がつまらないのだ」
ほんの1度、角度を変えて世の中や自分をみてみよう。
そのほんの僅かな誤差が、何かを変えていくのだと思う。
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