恋愛セラピストあづまです。
「喧嘩するほど仲がいい」
と言いますが、私はこの言葉は【要注意】の言葉だと思っています。
なぜなら、
・共依存的な関係で、ドロドロの愛憎劇をしている
・でも別れて一人になるのが怖いから、一緒にいる
・いつも同じパターンの喧嘩を繰り返している
・喧嘩は次のうちのどちらかのパターンしかない
1.「私を分かってよ」の押し付け合い
2.もう議論したくないという拒絶の怒号
というパターンの喧嘩は、まったく生産的でないからです。
本気で喧嘩をして、生産的だと思うのは、次のパターンの喧嘩です。
・私はあなたをもっと知りたい。ちゃんと本音で向き合って。
・あなたに幸せに生きてほしい。もっとちゃんと幸せを受け取って!
ときには相手の本音を聞き出すために、本気でぶつかってみていいと思います。
喧嘩をするかどうかよりも、もっと本質的で、もっと重要な要素があります。
それは、二人のコミュニケーションの風通しがよいかどうかです。
自分が意見を言った。すると、ちゃんと相手が受け止めてくれている。
相手が意見を言った。そのとき、ちゃんと自分は受け止めている。
それが成立しているかどうかです。
それは、簡単なことではなく、毎日の積み重ねが必要なことです。
「信じる」という言葉は、相手のことを知るのを止め、思考停止するための言い訳に使われることがあります。根っこの部分では相手を信頼するとしても、様々なことを理解し、常に知ろうという努力が必要なはずです。
どうか、知る努力を止めないでください。
対話を、続けてください。
そして、お互いの意見が風通しよく伝わるカップルを目指してください。
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