- 齋藤 進一
- やすらぎ介護福祉設計 代表
- 埼玉県
- 建築家
-
048-935-4350
対象:新築工事・施工
昨日は、「CASBEE戸建評価員」の検定試験を受けに東京ビッグサイトへ行ってきました。
「建築環境総合性能評価システム」というのが正式名称で、建築士資格所持者のみが受験できます(受講は誰でも可)
CASBEEとは
戸建住宅の環境性能を評価し見える化するためのシステムです。
戸建住宅は、建設時や居住する段階で多くのエネルギーを消費しCO2を排出します。こうした戸建住宅からのCO2排出量が増加する中、これを出来るだけ削減することが急務となっています。
「CASBEE」はこの課題に応えるために開発されました。その特徴は戸建住宅の環境性能を簡便な方法で評価し、分かりやすい方法で表すことが出来るというものです。そして設計や施工の段階あるいは住宅購入の際の検討、また金融機関や自治体など幅広い場面や利用を想定しており、環境性能の高い戸建住宅の普及に重要な役割を担うものと期待されています。
設計・施工時に申請が必要な「住宅性能評価制度」や、家の履歴書とする「いえ・かるて」などと同様に、環境に意識の高い方は、新築時に「CASBEE新築戸建評価」を行っておくと自分の家の環境への貢献度が分かるので、「CASBEE」というワードを是非知っていただきたいと思います。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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