先月、私のお客様でご出産された方がいらっしゃいました。
私もお祝いを兼ねてお会いしたところ、母子ともに健康で安心しました。
会話の中で「出産費用って馬鹿にならないのよ。赤字よ。」などと嘆いておりました。
そこで、出産費用の全国平均を調べてみました。
出産にかかる費用は全国平均で47万円だそうです。(厚生労働省の全国調査による)
最高の東京都と最低の鳥取県では17万円の格差があるんです。(東京都56.3万円/鳥取県39.1万円)
多様な出産施設のある都市部では、出産費用が高くなる傾向があるようですね。
通常の出産に伴う費用は、健康保険がきかないため全額自己負担となりますが、健康保険制度から「出産育児一時金」が支給されます。
「出産育児一時金」の額は、実勢価格にできるだけ近い金額になるように設定されています。
現在の「出産育児一時金」は本来は38万円のところ暫定的に42万円となっています。
今度の23年4月からの改定で、38万円になる可能性もありましたが、
全国平均を鑑み、42万円のまま当面据え置かれるようになりました。
少子高齢化が叫ばれる今、「出産育児一時金」をもっと給付できたら、と思う今日このごろです。
*ちなみに民間の医療保険は正常分娩は給付対象外となっています。
追伸
2010年12月10日、マネーセミナー開催します。
▼申し込み
https://www.hokenwelina.com/seminar/?cage=entry&act=entry&sid=114
▼ちらし
http://www.hokenwelina.com/seminar/pdf/seminar/114.pdf
若いうちにマネー知識を身につけて明るいフューチャーを!