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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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これでお肌もバッチリ!?真冬の寒さ&乾燥対策マニュアル(6)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・朝には果物がよいと述べましたが、身体を温めるという目的からはリンゴなどの陽性食材が特にお勧めです。これに同じく陽性の野菜であるニンジンを加えた「ニンジン・リンゴジュース」は、身体を温め余分な水分を腎臓から排出させる効果の高い、たいへん優れた飲み物です。ニンジンとリンゴをジューサーかミキサーにかけて簡単に作ることができ、風邪やガン、アレルギーなどの予防にもなります。
 
それから代表的な陽性食材の一つとして、ショウガが挙げられます。ショウガは古来、漢方薬の主要な生薬として欠かせないもので、保温作用と利尿・解毒作用のたいへん優れた食材です。ショウガは各種の料理に用いることができますが、摩り下ろして紅茶に入れた「ショウガ紅茶」や、葛湯に入れた「ショウガ葛湯」などは、身体を芯から温めて利尿をもたらす素晴らしい飲み物です。
 
昼と夜の食事でも利尿作用があり、身体を温める食材を活用したいものです。新鮮な野菜は毎日の食卓に欠かせませんが、冬場はやはり冬野菜や根菜類を中心にしましょう。ゴボウ、ネギ、ニンジン、レンコン、タマネギ、ヤマイモなどが特にお勧めです。また野菜を塩と糠で加工した漬物は、ダイコンやキュウリ、ナスのような陰性の野菜を陽性食材に変身させる、冬向きの優れた食品です。
 
身体を温める食材は他にもたくさんあります。海苔やワカメ、昆布、ヒジキのような海藻類はミネラルや食物繊維が豊富で、素晴らしい食材です。豆類の中でも小豆や黒豆は身体を温める作用が強く、昔からお正月に欠かせない食材です。麺類の中でもソバは身体を温めて動脈硬化を防ぐ作用に優れています。また「黒」とつく食材、すなわち黒ゴマ、黒砂糖、黒酢、黒パンも陽性食材です。
 
動物性の食材に関しては、魚介類は一般に陽性に分類されます。中でも赤身の魚やエビ、タコ、イカ、カニなどは身体をよく温め、昔から冬の食卓を賑わしてきました。肉は赤身の部分は優れた陽性食材ですが、脂身はコレステロールが多いことと陰性の性質があるので気をつけましょう。牛乳は身体を冷やす飲み物ですが、これを発酵させたチーズは一転して身体を温める陽性食材に変身します。
 
ご飯に関しては、白米が陰性であるのに対して玄米は間性です。従って上記の陽性食材を活用して副食を作り、それと玄米ご飯を合わせて食べる、というのが冬の一つの理想的なお食事です。お酒はどうかというと、ビールやウイスキーのような麦から作られた酒は陰性、ワインやブランデーのようなブドウから作られた酒は陽性です。特に赤ワインは優れた陽性のお酒とされています。
 
それから肌の乾燥を防ぐ食材も活用したいものです。肌にうるおいをもたらす食材としては「ネバネバ」食品がお勧めです。ヤマイモ、ナガイモ、サトイモ、オクラ、モズク、ワカメ、納豆、ナメコなどといった粘り気のある食材には、ムチンという成分が豊富に含まれ、みずみずしく若々しい細胞の維持にはたいへん有効です。肌は身体の内側から保湿するのが一番効果的なのです・・(続く)

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