- 小笠原 宏之
- IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
- 千葉県
- ITコンサルタント
対象:システム開発・導入
- 清水 圭一
- (IT経営コンサルタント)
- 清水 圭一
- (IT経営コンサルタント)
いつの頃か、子供達は自分で想像をして遊ばなくなった。
積み木があれば、お城を作っては守る側、攻める側の主人公になり、
紙があれば、折り紙で形作りを工夫をしていた。
音楽を聞けば、スターになる憧れをもち、
絵を描けば、芸術家として全世界を駆け巡る夢を見たものだ。
今、子供達には始めから出来あがったものを与えている。
ブロックも全て完成した形で売っている。
コンピュータゲームはシナリオが出来あがっている。
この時代に想像力を自ら養うことは不可能かもしれない。
前置きが長くなりましたが、
自らの想像力をフル回転させ、物を作り上げることは
新たな価値を生む原点と考えています。
価値を生まなければ、資産はどんどん食い潰されていきます。
価値を生むためには、ある程度の知識と知恵と資産が必要です。
今、若干の資産を持っているのなら、
価値を生む知識と知恵を養うことをお勧めします。
では、価値を生むとはどういう事か。
単純に言うと対価を得る事ができるもの、アイディアを
作り上げる事です。
作る事ができなければ、購入したものに更に価値を付ける事です。
私が携わっている仕事は情報技術です。
私が価値を生む一番の仕事は何か。
それは、広い意味でのシステム開発です。
自分の知識と労力で価値を生み出すのは、
丁度、汗を流して畑に種を撒き収穫する様なものです。
開発の過程は、まさに植物を育てるのと一緒です。
綺麗な花が咲いた時には心が躍ります。
皆さんも、情報システムの開発に限らず、
「新たな価値を生む」何かの開発に取り組んでみましょう。
きっと、自分の咲かせた花に満足するはずです。
そして、日本が忘れてしまったものを思い出すでしょう。
仕事に引退も定年もありません。
誰もが生涯、ものを作り続ければ、日本の将来は明るいのです。
★本記事は、私が発行しているメルマガ「元気一杯・頑張る社長のためのIT活用術」からの転載です。
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