ヒロシマナガサキをみて - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

増井 真也
建築部門代表
建築家
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ヒロシマナガサキをみて

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チョット気になるデザイン
神田神保町にある岩波ホールにてスティーブン・オカザキによる「ヒロシマ・ナガサキ」をみた。先日見た国際難民映画祭の予告編で紹介しているのを見てはじめて知ったときから興味があったのだが、見終わった後は会場にいた誰もがしばらく何も話をすることができなくなるような、深い悲しみと衝撃を感じる映画であった。

すべてを焼き尽くされた光景を知る世代が少しずついなくなる今、このような記憶をとどめようとする映像は多い。外交政策上の問題で、国家としての主権を保つべく、国民に対して戦後レジームからの脱却を掲げ、被害者としての日本を語り憲法の改正につなげようとする動きも最近では大変活発になってきている。

しかし、この映画は少なくともそのような国民の陽動のために作られたものではない。ただただ、事実としてある悲惨な出来事を表現している。

それ以外には何もない。

人が焼け焦げ、死んでいく様。人間が起す残虐な行為を象徴するのイコンとしてのヒロシマ・ナガサキ。それを忘れないことが日本人としての使命であることを伝えるだけなのだ。

日記より
http://www.masuii.co.jp/D.htm