数センチにこだわって快適な間取りと空間を実現 - バリアフリー住宅 - 専門家プロファイル

常木 清行
有限会社常木工務店 代表取締役
静岡県
工務店

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対象:住宅設計・構造

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数センチにこだわって快適な間取りと空間を実現

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施工事例

ご年配の方のために、単なるバリアフリーというだけでなく、導線、温度、湿度、そしてご訪問の方との楽しい時間まで考えた”ぬくもり”が伝わる家を、藤枝市の自然豊かな街道沿いに建築中です。

(1)数センチにこだわって快適な間取りと空間を実現しました

-これは、ずいぶんと広い玄関ですね!

(親方)3畳間ほどの広さがあります。ご年配の方のためにスロープで入れるようにしています。現在つかっている自転車が楽々収納でき、そのままお部屋にお入りいただけます。将来的には車椅子と介護する方のスペースも確保しています。

-玄関を入っても大きなスペースがあります。

(親方)こちらは飾り棚など、潤いのスペースになる予定です。この玄関が一番低い天井になっていて、2階に向かって大きな屋根となっています。

-天井もきれいですね。

(親方)これは杉の木です。

-廊下も広いですね。

(親方)一般的には90~100cm幅ですが、楽に通れるように110cm幅にしています。また、すべて引き戸になっていて、開けっ放しにして、扉の開け閉めをすることなく楽に通ることができます。

-住む方のご都合にあわせて、きめ細かく対応できるのが注文住宅のメリットですね。

(親方)はい。廊下にある押入も、荷物の量にあわせてかなり大きく設計させていただきました。横幅2m20cm、高さが2m20cm、奥行きで1m10cmあります。既製のサイズにとらわれることなく、それぞれの方の都合で収納サイズを決めていただけます。さらには、納戸もあります。

-階段の下も変わっていますね。

(親方)ここは、中からでなく、外から使う空間になります。家の裏側が家庭菜園になっていますので、家庭菜園から出し入れできる物置になるんですよ。農機具をここに収納できるようにしています。汚れるものを玄関にださなくてもいいのは便利ですよね。

-トイレも随分と広いですね。

(親方)はい。入口は引き戸にして開口部を広くとりました。それから、中は通常よりも40cmほど広くしています。介護が必要になった場合に、介護者の介護のしやすさも考慮しています。

-洗面所とお風呂も同じようなお考えでしょうか。

(親方)段差がないのはもちろんですが、導線も含めて考えました。

-導線というのは。

(親方)洗面所・お風呂とリビング・ダイニングの導線に、タンス部屋があって、行き来がしやすいようになっています。どういう経路を通っても最短で移動できますし、プライバシーにも配慮しています。

-まさに注文住宅!という感じです。

(親方)みなさん、それぞれにライフスタイルが違います。そのあたりも、じっくりお話ししながら設計していきます。


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