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閲覧数順 2016年12月07日更新

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日経記事;『サイボウズ、全社員に在宅勤務制度』を読んでの考察

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皆様、おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

11月8日付の日経新聞に、 『サイボウズ、全社員に在宅勤務制度「生産性追求」も意識付け』のタイトルで記事が掲載されました。
本日は、この記事に関して考えを述べます。

記事の主な内容は、以下の通りです。
 
 『業務用ソフトウエアのサイボウズは2010年8月、全社員を対象に在宅勤務制度を導入した。
社内専用のネットワークを社外からも利用できるIT(情報技術)を使い、自宅でも会社と同じ仕事ができる。

ソフトの販促などを担当する和泉純子さんが在宅勤務をするのは週に1度ほど。パソコンで販促用の資料などを作る。午前9時から正午まで、1時間の昼休みを挟んで午後5時まで働く。

「今日の進ちょく状況は……」。上司が閲覧できるウェブ上の報告画面に書き込みをして終業だ。

電話の応対や会議がない自宅では「自分の仕事に集中できる」。和泉さんは週に1度の在宅勤務で、仕掛かり中の仕事を一気に仕上げる。

サイボウズの在宅勤務制度は月に最大4日まで、自由な時期に取得できる。

「電話あり」といった簡単なメモがネット経由で届くので、自宅にいても職場にいる感覚で働ける。知的作業が多い業種では製造業のように1カ所に集まる必然性はなく、働く場所は柔軟でいい」。。。』


上記記事は、インターネットを活用して在宅勤務制度を定着させ、長時間労働などで就職人気が低迷するIT業界での離職率を下げる事につなげたいとの狙いを書いています。
実際、「サイボウズも3年ほど前の離職率は約25%に達したが、育児休暇制度の導入や残業を減らす工夫を重ねた結果、離職率は5%程度に下がった。」とのことです。

クラウドコンピューティングの普及などで、企業にとっては在宅勤務を導入しやすい環境が整いつつあります。
 
ネットの普及は、我々経営コンサルタントのようなフリーランスの仕事のやり方も変えつつあります。
現在、私は首都圏だけでなく地方の中小企業支援を行っています。

以前は、地方の中小企業支援は、移動時間の制約があり、なかなか大変でした。
面談や会議もその都度、支援先企業に伺って行う必要がありましたので、頻繁に行うことはできませんでした。

必然的にメールや電話で補完しながら会話しますが、これだけでは意志疎通ができないことが時々ありました。その時はスケジュールを何とか調整して訪問し、Face-to-Faceで話をしました。

現在、支援先企業との会話では、Skype電話を利用することが多くなりました。
ネットがつながる環境であれば、何時でもどこでも話ができます。

私の場合、ほとんどの情報を電子化してパソコンに入れてありますので、Skype会議を行いながら資料を見たり、修正し相手に送って同時に確認しながら議論を深めていくやり方を取っています。
Skypeの場合、数人程度の会議も可能です。

今まで、ネットを使わない「食わず嫌いの」の中小企業経営者も多くいましたが、いったん使ってその便利さを体験しますと、例外なく、積極的に使うようになります。
私は、中小企業経営者とSkype会議を行うのは、大抵夜に行います。これは、相手側がリラックスして、余裕を持って経営課題などを考えられるためです。場所は自宅の場合が多いと感じています。

Skype会議では、時々ビデオ通話も利用しています。これは、お互いに顔を見せ合うことが出来ますので雰囲気が伝わりやすくなるメリットがあります。


今年の夏に、岐阜の経営者である松久信夫氏が書かれた、 「出社は月に3日でいい/東洋経済新報社」が話題になりました。
長男に在宅勤務を宣言して社長室を譲り渡し、ご本人はWebカメラとパソコンを使ってネット環境がある喫茶店で仕事をするやり方について書いています。

時間や場所を選ばずに働けるIT環境が整ってきているにもかかわらず、会社単位で見れば、非効率で、旧態依然たる労働慣習を変えられずにいる。それは社会全体で考えるべき、働く仕組みの問題との認識です。

もっとITを使いこなして、柔軟で創造的・効率的な仕事のやり方を考える時期に来ていると思います。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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