家は「道具」だ(1) - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

小林 良
一級建築士事務所 DESIGN-SPEC 代表
東京都
建築家
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家は「道具」だ(1)

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趣味から考える家づくり

住まいを考えている方の中には、「住宅購入」というフレーズに、一切の疑問を持たない人もいるのではないだろうか?

「家を買う?」

家とは、いったいいつから「商品」になったのだろう。簡単に言えば、住宅ローンとハウスメーカーが出てきてからである。

住宅展示場を巡って、気に入った間取りや外壁やインテリアを見て、「こんな感じがいいわね」と家族団らん。

「ご主人、今ならキャンペーン中で、ローンの金利が○%安くなりますよ。さらに、特別にカーテンや照明器具もおつけしますよ」と言う営業マンの提案を聞いて、これはお得だと、ハンコを押して「ハイ、契約」。

もちろん、いろいろ思案は巡らすであろうが、これでは、巷のショッピングとなんら変わらないではないか。

おかしな話だが、こうやって家を「買って」いる方たちが本当に沢山いる。

で、この大量消費社会よろしく、契約後は、あれもこれも「追加・オプション、有料です」といった具合で、まったくもって融通が利かない。建て売りなら当然、注文住宅だとしても、プランの練り直しなどは難しいのが現状だ。だって、契約したのは「家」という商品だから。

元来、家とはそういうものじゃない。買うことが目的ではなく、これから「使って」いくことが目的なのだから、契約時点で決まっていて、以降変更がきかないというものであってはならない。

ではどうすればいいのか。

(2)につづく。

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