OB・OG訪問のポイント

大学３年生の皆さんは、合同説明会に行くなどいよいよご自身の足を使って就職活動する季節になってきましたね。すでにＯＢ・ＯＧ訪問をされた方もいらっしゃるでしょう？

学生さんからの良くある質問にＯＢ・ＯＧ訪問に行って何を聞いたらいいですか？というものやＯＢ・ＯＧ訪問に行くときの注意点を教えてください、というものがあります。

私が是非、聞いてきてほしいと思っているのは以下の項目です。

（１）仕事の大変さは何か

（２）（それを乗り越える）仕事のやりがいは何か？

（３）日常行っている仕事の実務の中身

（４）実務ではどんなことに気をつけているか

以上、４つのことは必須として聞いてほしい項目です。さらに聞いた内容は就活ノートにまとめること、そして話を聞いての感想（実感）を必ず最後に書きとめておくことです。

このようにすることで、（１）仕事を先入観だけでみなくなる（２）どんな仕事にも「大変さとやりがい」がある（３）実感を持つことで、その業界や仕事内容が自分にとってどうかを考える機会にする　　といったことがわかるようになります。

ちなみにＯＢ・ＯＧでなくてもご家族や、先輩など身近な方からもお話を伺うことは出来ますが、そのときは注意が必要です。話を聞く方が身近であればあるほど、仕事についての「やりがい」などプラスな話は出にくくなってくるものです。そこでインタビュー形式で２０分でも３０分でもきちんと話を聞かせてほしいという形をとると不思議と「ああ、そういえばこんなやりがいもあるな～」とか「こんな気持ちでやっているよ」とか、真剣にお話をしてくれるはずです。エントリーシートの提出や説明会の参加で忙しくなる前のこの時期に、是非たくさんの社会人から仕事の話を聞くことをオススメします。