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健康保険は本当に大丈夫？

ライフスタイルライフスタイル 2010-10-31 03:23

先日、大企業の会社員らが加入する健康保険組合の全国組織、健康保険組合連合会が平成２１年度の決算見込みを発表しましたが、１４７３組合（２２年３月末現在）全体で過去最悪の５２３５億円の赤字となり、赤字組合数は２０年度の６９％から８０％の１１８４に大幅に増えました。

ある意味、８０％と言うと制度自体が成り立ってない事を証明してるのと同じですよね？

連合会に因ると景気悪化で加入者の給与がダウン、それに伴い保険料収入が減ったことが主な要因と言ってますが本当にそれだけでしょうか？もっと、根本的な部分にメスを入れない限り収支の改善はしない様に思います。実際、２２年度も６９３５億円の赤字を見込んでいるらしく加入者の保険料アップで賄われる可能性が高いと思われます。

今後の高齢化社会や若い人達のニート化に因る労働人口の減少を含め、厚生年金、国民年金を含め公的制度自体が成り立たなくなってきていますし、厳しい言葉で言えば破綻しています。このままでは一部の人達に莫大な皺寄せが来てしまいます。本来の平等とは何かをもう一度、考え直し現実に則した制度に早急に変更すべきかと私は思います。