- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
東京ビックサイトや幕張メッセなどで日々開催されている「産業見本市・展示会」が優秀な学生を採用するためのリクルート活動の場になっているのだそうです。
たとえば10月28日~11月2日まで東京ビッグサイトで開催される第25回日本国際工作機械見本市(JIMTOF)では、大学や高等専門学校の学生を対象にした展示に力を入れています。
見本市が新卒採用の場に(時事深層)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20101015/216670/
この産業見本市・展示会は、これから転職活動を行う人にも業界の特徴理解と情報収集に有効です。
「百聞は一見にしかず」
新しい技術に伴う雑誌記事を読んでも気づかないことが、実際に見ることで発見できることが多々あります。
関連する業界の展示会を見学すると出展企業の顔ぶれ、ブースの大きさ、参加者の集まり具合から「業界の大手はどこか」「どんな技術が脚光を浴びているか」「企業間の競争は激しいか」など業界の状況を肌で感じることができます。
また業界専門の新聞社や出版社も書籍販売や見本紙配布の目的で出展していることも多く、それらを「業界の客観的な情報」として収集することも魅力です。
出展企業にとっては展示会の目的は商品の売り込みだけではなく、参考出品した試作品の反響を探ることで商品化の是非を決めたり、不足する技術を補完してくれるパートナーを探したりしているので、会場には開発部門の責任者が詰め説明にあたったりしていることも多く見学者の質問にも丁寧に答えてくれます。
業界の情報に疎い学生のために「素朴な疑問」にも答えていますので、コッソリと横で聞くのも良いでしょう。
展示会は全国主要都市で開催されています。
地方都市の展示会は営業目的が多くそのエリアの営業部門が担当していますが、東京圏の規模の大きなのは新製品や試作品などが参考出品され、エース級の開発技術者がブースに立って顧客の反応を探っています。
目指す技術やキーマンに接触するためにも東京圏の規模の大きな展示会をお勧めします。
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