自分に必要な暮らしの要素とは? - 収納方法・テクニック - 専門家プロファイル

村上 有紀
暮らしと住まいの育ち研究室 
東京都
建築家

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対象:整理収納・ハウスクリーニング

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自分に必要な暮らしの要素とは?

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家事セラピストのこと

「暮らしの要素」などというと大げさなのですが・・・。
暮らしに必要なモノやコト、ひとのことを考えてみたいと思います。

改めて考えると、ひとことで「暮らし」といいますが、
実に複雑、しかも広範囲に様々な事柄で成り立っていることに気づきます。

日々の家事はもちろん、仕事をすること、子どもを育てること、
地域と関わること、買い物をすること、学ぶこと、楽しむこと・・・。

よく「自分らしい暮らし」という言い方をしますが、
「自分らしい暮らし」を自覚している人なんて、実はほんのわずかなのでは?
とも思います。

自分の暮らしをじっくり見つめなおしてみたいけど、
忙しさの中で後回しになってしまっている人もいるでしょう。
ワークライフバランスの重要性が言われますが、
残念ながら、まだまだ「仕事>家のこと」の図式があてはまるのが今の日本です。
実際に、暮らしに関わるモノやコトを個人でマネジメントするのは、
やはり大変なことなのです。

また、私達の暮らしは「膨大な情報」を受けています。
テレビや書籍に加え、昨今ではウェブサイトで情報収集する人も増えていますが、
同時に情報発信者も増えている状況です。そのメリットもある反面、
「隣の芝は青く見える」ということわざにあるように、
他人の暮らしと自分の暮らしを比較してしまったり、
ついつい背伸びをして完璧を目指してしまったりという面もあるようです。


要素とは「あるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件」のことです。
現代の私達の暮らしは、モノ・コト共に、過剰にあふれていて混沌としている状態です。
混乱しすぎて、逆に「基本的な内容や条件」がわからなくなっているのだと思います。

暮らしが混乱している状況からくる「居心地の悪さ」は、
生活者自身も気づいていることで、
その結果、昨今では雑誌の整理収納特集が売れたり、
子育てサークルでも片付けセミナーが企画されたり、
整理収納の資格セミナーは盛況だとか。


私は、仕事で家づくりのお手伝いをしていますが、
家づくりにおいても、情報はたくさんあるので、
ついつい過剰な方向に流れてしまいがちです。

自分の暮らしに必要な「家のコト」「家のモノ」の要素とはなにか一度じっくり考えてみませんか?

 

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