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日経記事;製造業の開業数最低 09年, 海外移転など背景 について

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皆様、

おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁です。

10月19日付の日経新聞に、『 製造業の開業数最低 09年、海外移転など背景 09年、廃業も3年連続増』のタイトルで記事が掲載されました。

本日は、この記事の内容に関して考えを述べます。

記事の主な内容は、以下の通りです。

『日本のものづくりの基盤が弱まっている。経済産業省の調べでは、2009年末時点の製造業の事業所(従業員数10人以上)のうち、過去1年で開業した数は1140と、現行方式で統計を公表している1999年以降で最低となった。

廃業数は3年連続で増加。廃業は電子部品や情報通信などで多い。生産拠点の海外移転や景気低迷が背景で、国内の雇用維持には付加価値の高い製品づくりが課題だ。

経産省の工業統計速報で事業所数全体に占める開業数の割合(開業率)をみると、09年は0.9%だった。
1%を下回るのは07年以降3年連続。しかも開業数も直近のピークだった06年(1840)よりも4割減った。

廃業数は06年の3402から09年は4537と、1000強も増えた。廃業率は3.3%と3年連続で前年を上回った。
業種別で廃業率が高いのは電子部品(7.2%)、情報通信分機器(5.5%)など。

皮革や繊維も割安な輸入品の増加や内需低迷を映し4%を超える廃業率となった。

電子部品、情報通信機器などはいずれも製造業の中ではいずれも製造業の中では比較的付加価値の高い分野。こうした業種で廃業が多いのは、為替の円高基調によるコスト競争力の低下などを防ごうとパソコン、家電などの大手企業を中心にアジアなどへの生産拠点の海外移転が続いているためだ。

経産省は「開業が細り、廃業が増える傾向は当面続きそうだ」とみている。。。』


中小企業庁が毎年発表しています「中小企業白書」によると、廃業率が開業率を上回っている状況はここ20年以上続いています。

日本で開業率が低いのは今に始まったことではなく、ずっと続いている傾向です。
日本は、米国などに比べて起業・開業しにくい国であると考えています。
起業を促進する、或いは、誘発する社会的・経済的認知や仕組みがまだまだ低いと思います。

勿論、そのような環境下でも多くの新興企業が生まれ発展した事例も多い事も事実です。成功した企業が独創的な技術・ノウハウを持ち、確実に売上を確保しています。
問題は、そのような成功した企業の数が少ないことです。

私は、政府が率先して「起業家が起業し、事業継続を行いやすい環境を提供する。」必要があると考えています。

中小企業が廃業する理由の中で最も高いのが、『集客の難しさ、つまり、売上確保の困難さ』です。
集客さえできれば、多くの企業が事業継続出来ます。

集客できないのは、下記の理由です。

1.差異化できる技術・ノウハウを持てない。
2.国内市場が縮小している。
3.海外市場の販路がない。

政府は、潜在能力を持っている人が起業し、中小企業が事業継続出来るように、事業税や新規投資に関わる税金の減税、各種規制緩和と成長が期待できる分野での補助金施策の強化・充実です。
また、海外の販路開拓については、インターネットの活用、契約・支払・物流などの経営インフラ、海外企業とのマッチング機会創出などへの支援も必要と考えています。

私が期待するのは、単なる補助金額や施策数の増加ではなく、日本の成長分野で多くの中小企業が自社の強みを発揮できるように、背中を押してくれる効果的な政策です。

よろしくお願いいたします。

グローバル・ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

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