JR山手線の有楽町駅。
ビッグカメラの出店している西口のやや南の方に、古くからスカラ座という映画館が入っているオフィスビルがあります。
このビルの1F正面には、マクドナルドの例の正式の看板がありません。
もちろん、スタンド型の看板も置いていません。
ビルの横壁に回転式の共同看板があります。
そこに2分間に1度くらいの割合でMのマークが映るだけです。
だから、「店がある」というより「宣伝マーク」があると感じる人の方が多いでしょう。
しかし、マクドナルドはこのビルの地階に実在しています。
それも入り口から最も遠いところにです。
ビルの正面玄関のガラス扉を開けると、左手に下に向かう階段があります。
しかし、マクドナルドの兆候らしきものは何もありません。
本来なら階段を下りたすぐ正面にありそうなものですが、そこには新しいナショナルブランド“スターバックスコーヒー”が鎮座しています。
そこで、右に振り向きます。
ありません。
左に振り向きます。
やはり、ありません。
マクドナルドはそのかけらさえも見せません。
(つづく)
PR
林原の最新刊 【これが「繁盛立地」だ!】
小規模店舗の立地の定石集 好評発売中! 定価1,785円(税込)
PR
簡単・格安・高性能/商圏データ集計ソフト【統計てきめん2プレミア】
出店判断に必要不可欠な商圏データ(人口や世帯数など)を、簡単スピーディ、安価に集計できるソフトウェア。