TOEICと会議英語の違い - ビジネス英語 - 専門家プロファイル

大黒 千晶
株式会社e4b 代表
英語講師
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TOEICと会議英語の違い

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英語の会議力、電話会議力 英語の発言力

TOEIC、されどTOEIC、ですよね

TOEICの850点とって、グローバルなビジネスシーンで活躍できますか?という

質問をよく受けます。

基本的にTOEICの試験はとてもよくできていて、文法の整理、基本的なリスニング力はつくのは、これは

もう間違いないです。文法の力、語彙力、基本的なリスニングの能力などですね。

静的な言語的な指標には絶対になると思います。

会議の英語と、どう違うか?

上の会話で使った「静的な言語」のってどういう意味で使ったかというと、

「文法的に正しくて、」「雑音がしなくて」「インタラクティブではない」という意味で

使いました。

会議は「動的な言語」だと思っています。「文法的に正しくないことが大いにありえる、

もしくは、考え途中で文章構成や、文法が途中で変わることもある。」「雑音も

普通にあって、」「インタラクティブである。」

インタラクティブである、というのは、つまり

相手が何かいって、

それに対して、同意、とか、確認、とか、意味おかしい、とか、日本にあわない、とか

瞬時に判断して応答する力が求められる、ということです。

 

TOEICの力がある、というのは言語的には基礎力はOKということ。

でも、それにコミュニケーションの能力と業務知識が必要です。

それは、相手の言ったことと自分の見解のどこか違うか、を聴きながら分析し、

相手の文化や相手のロジック、相手の組織構造、相手は何が欲しいか、どうなら

納得できるか、仮説をたてて、

必要なら会議中、「日本語で確認させていただいていいですか」と会議をとめて

日本人の論点を整理して

そして日本人チームの総意を形成して

英語で発言をする。

これだけ、言語活動が、そして思考の活動が、あります。

TOEIC850超えは転職活動の基礎力はついた、ということにはなるけれど、

業務知識やクリティカルシンキング、そして海の向こうからやってくる

あなたのカウンターパートがMBAホルダーなら

やはりそれに相当する知識武装をしておくと

あなたの価値が伝わる、ということもある。

というわけで、TOEICは基礎力、

市場にある、すばらしい本やセミナーや研修を上手に利用して

早く点数を取っておいたほうがいいよ。

でも、実ビジネスで外国人と実務で実績を上げるには、

それは必要条件だけど、十分条件ではなく、

武装として足りないことを、覚えておいて、ほしいな、と

思います。

 

 

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