マンション上下階の音 - 戸建てかマンションか - 専門家プロファイル

野城 郁朗
株式会社アスナロデザイン 代表
不動産コンサルタント

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対象:不動産売買

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マンション上下階の音

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マンションの音について、第2回目は上下階の音。

マンションのパンフレットに遮音性について記載しています。
遮音性能とは絶対的な保証を確約したものでは決してありません。
しかし、中には、音の性能について、
強気なパンフレット表記をしているマンションも見かけます。

 
例えば、「L-40」を計画し遮音性に配慮しています。
これは、マンション側からすれば、とても勇気ある表現です。
L-40となると「特に優れた遮音性能」ということになります。

 
これが、「L-45を目指す」という表現であれば、
優れた遮音性能を提供しているが
「確約したものでなく、状況による」と
いう言葉で説明することができます。

これは「人間の感じ方の違い、また暮らし方の違い」に影響を受けるからです。
また、一般的には重量音は例外です。
直接床、壁への衝撃などは、一般の生活外の音として考えられます。

 
さて、最近では、マンションのスラブ厚、床工法など、
遮音性の良し悪しについて皆さん詳しくなっています。
スラブがより厚いほうが、遮音性が高い。
そして、床工法は2重床。
これも、正しい見方です。

 
しかし、スラブも工法や計画によってはスラブのタワミも違い、
また、反響音の処理の仕方によっても音の違いはでてきます。
一概に二重床・スラブ厚・二重天井だけではありません。

 
さて、「自衛策があるか?」このような質問もよく受けます。
当たり前の答えなのですが、下階の方への配慮であれば、
「カーペットのような、音が反響しにくい材料のものを床に敷く」
「暮らし方では、夜に掃除機など音の発生が大きい家事は避ける」
こんなことでも、下の方への配慮となります。

 
上階の方へ配慮を促すことは、
喧嘩になることもあるし、嫌なものです。
一般的な生活時間帯の場合は、
ある程度、柔軟な考えは必要であると思います。

 
しかし、一般的に深夜と言われる時間帯に、
「バタバタ、ドタドタ・・・・」
これは、常識的なモラル。

マンションはお互い様という意識は必要ですが、
生活するうえでの周辺の「気配り・配慮・思いやり」不可欠ですね。

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