不動産投資の味方~融資の活用
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【不動産投資における融資額は物件価格の60%~80%】
前号では、借金は必ずしも悪いものではなく、次の資産を産むための借入は良い借金であるとお伝えしました。
賢くお金を借りることで効率的な資産形成ができる最たるものが、不動産投資ではないかと思います。
さて、借入先はご存知の通り金融機関、主に銀行や金融公庫、またはリース会社等になりますが、こうした金融機関から上手に融資を得るためにはどうしたらよいかいうのが今月のテーマです。
分かりやすくするための極端な例ですが、1500万円の物件に対して、1500万円の融資が下りれば自己資金はゼロでも、物件を購入することができます。
しかし、実際には不動産投資において、満額融資はほぼありません。
大体は価格の60%~80%融資が相場です。金融機関の担当者と協議を重ね、太いパイプを築きながら、事業計画書なども何度も提出し、それでも80%融資といった程度です。
「近所に良いマンションがあるので、不動産投資をしよう。」と思ってもやはり自己資金がないとなかなかスタートできません。
結局、不動産投資の最大の難関はいかに融資を得られるかということです。
実は先日、「自己資金がなくても始められる、不動産一棟買いの極意」とか いう情報商材を購入しました。
確か3万円くらいだったと思いますが、タイトルが非常に秀逸でしたので思わず衝動買いしてしまいました。
で、その極意というは、「絶対に不動産を買うんだ」という熱意を持ち続けて銀行の担当者と粘り強く交渉し、5年か10年したら買えるとか、そんな内容でした。
満額評価はないので、自己資金分はキャッシングしなさいとも書いてありました。
要するに、それだけの熱意がないと、家賃で左うちわなんて生活はできないということですかね。
内容的には至極まっとうな内容でしたが、ちょっと高めの授業料でした。
【貸し渋りが不動産の動きを止める?!】
不景気になると、不動産の動きが鈍いと言われるのは、買いたい人がいないのではなく、買うための融資を金融機関がしてくれないためです。
不景気の時は、それくらい金融機関が不動産に対しての融資を絞ってきます。
また物件評価には借入する個人の属性も勘案されます。
金融機関は、勤務先や年収、勤続年数を考慮して、最終的に融資割合を決めるので、同じ物件でも融資金額が変わってくるということもあります。
また、景気動向で会社の業績も変われば、以前は融資増額になっていた会社でも、現在は減額対象とか、その逆もあります。
不動産を購入するための借り入れは、賢い借金とはいえ、いつでも誰でもできるわけではないのです。
【最大で95%評価を実現!】
そんな中、本当に前向きに誠実にきちんと資産計画を立てまじめに不動産経営を行いたいオーナーさんを応援すべく、弊社提携金融機関では最大で95%評価を実現しています。
もちろん団体信用保険も付いています。
この高い融資率を実現できている理由は、エンクレスト物件の価値の高さとこれまでのオーナー様の質の高さです。
融資を受けることできれば、借入部分は経費として計上できます。
またこの借入自体は家賃にて返済していくことになりますので、やはり不動産投資は非常に効率的な投資といえます。
エンクレストでは、新築でも中古でも、不動産投資を検討する際に提携の金融機関にて融資を行っておりますので、ご興味がございましたら是非、お問い合わせください。
@NEXT SenSEマガジン[vol.4]
http://www.enweb.jp/mailback/2010/04/next-sensevol4.html
株式会社えん
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