自邸改修記33…水より生物に疑心 - 住宅イメージ - 専門家プロファイル

佐山 希人
佐山建築研究所 一級建築士事務所 代表取締役所長
建築家
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自邸改修記33…水より生物に疑心

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自邸改修

●20100年7月21日(水)

屋上菜園として、あるいは厚い断熱層として14年間活躍してきた屋上の開腹が始まる。3階の天井は構造用合板があらわしのままとしていた。それは、構造躯 体に異常が発生したときに目視確認できるようにである。新築時から14年間で大きな変化はなかった。しかし、大雨の後、合板にかすかなシミができるように なっていた。そのシミはすぐに広がるわけではなく、気がつくとほんの少しだけ大きくなったかな...という程度だった。また、最近ではよく言えばビオトー プ、悪く言えばほったらかしの荒れ放題。そんな屋上菜園にくろありが大量にいることも気になっていた。たまに3階リビングにも行列ができることがあった。 その彼らは躯体にどんな悪さをしているのか見たかったのだ。

まずは笠木板金をはずし、パラペットの立ち上がり部から開腹した。木部は意外ときれいなままで損傷は見られなかった。写真中央部の少し黒くなっている間柱はくろありの通り道だった。通り道はただの通り道のようで木部に悪さはしていなかった。

たまに植物が笠木の間から入り込んでいる痕跡も見られるが、少しだけ入ったところで枯れてしまっていた。水と光が全くないために枯れてしまうようだ。
 

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