日経記事:外資の6割強 日本拠点を拡大 市場に成長余力 について - 成長戦略・競争戦略 - 専門家プロファイル

グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表
神奈川県
経営コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:経営コンサルティング

丹多 弘一
丹多 弘一
(経営コンサルタント)
西野 泰広
西野 泰広
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月10日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

日経記事:外資の6割強 日本拠点を拡大 市場に成長余力 について

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 経営コンサルティング
  3. 成長戦略・競争戦略
経営戦略 事業計画

皆様、
おはようございます。
グローバル・ビジネスマッチング・アドザイザー 山本 雅暁です。

9月23日付の日経新聞に、『外資の6割強「日本拠点を拡大」今後2~3年、市場に成長余力』のタイトルで記事が掲載されました。
この記事は、日経新聞が8月中旬から9月中旬にかけて行った「外資系企業の日本拠点戦略調査」の結果に基づいて書かれたものです。

この調査結果は、海外企業が日本の市場をどう見ているか、どのように行動しようとしているか理解するための一つの目安になります。

本日は、この記事の内容に関して感じた事を書きます。

調査結果を見ると、日本市場を以下のように見ていることがわかります。

1.効率化が遅れているサービス分野に潜在市場。
2.IT分野では整備が遅れているインフラ整備が有望。
3.個人資産などの金融市場に潜在市場。
4.医薬品分野の広大な潜在市場。
5.自動車、電子機器、電子部品などの分野は、拡大が見込めず、製造拠点や統括機能の海外移転を考えている企業もある。


上記市場の見方から、国内の中小企業が考えるべき事業の方向性は、例えば、以下のように考えられます。

・自動車、電子機器、電子部品などの中小製造業者は、輸出を含めた海外市場開拓(販路開拓)を積極的に行う。


・医薬品関連の製造業者は、技術、製品開発を進めて差異化を行い、国内市場で海外企業を含めた競合に打ち勝つようにする。同時に、他社との連携により、事業機会を創出する。


・サービス、IT関連の中小企業は、単独で事業展開するのが難しい場合、海外企業を含めた他社との連携などにより、事業機会創出・拡大を積極的に行う。


記事の主な内容は、以下の通りです。

『回答企業の6割強が2~3年以内に日本拠点の業務や人員の拡大を検討していることが分かった。IT(情報技術)、サービス、金融、医薬品などが中心で、日本市場に開拓の余地があるとみている。
インドのIT大手3社は人員を大幅に増やす。一方、高い法人税率や閉鎖的な商慣習がビジネス上の障害だとして、制度の整備を求める声も目立った。

日本に販売、マーケティング、研究開発、生産、調達などの拠点を置く外資系企業50社が回答した。今後2~3年以内に業務や人員の拡大を検討しているかについて、全体の66%にあたる33社が「検討している」と答えた。

業種別には、航空、運送などのサービス業が最多の10社を占めた。ソフトウエア、ITコンサルティングなどIT関連が8社、生命保険・投資など金融業が7社、製造業は8社だが、うち6社は医薬品だった。

拡大理由では「(自社の活動分野において)日本における需要が今後も拡大する」を挙げる企業が16社(複数回答)で最多。内需は低迷しているが、日本勢にない商品やサービス力で顧客を取り込む余地があると見る企業が多い。

IT分野では、インフラ整備の需要が拡大する」(TCSジャパン)とみており、景気減速懸念が出ている欧米の代替市場として、日本市場に注目する。

サービス分野では「日本向けの観光、ビジネス旅行の需要は今後も増す」(シンガポール航空)、「不動産有効活用の分野で日本の成長のポテンシャルは高い」(シービー・リチャードエリス)との指摘があった。

医薬品業界は、国民皆保険制度が確立するなかで高齢化が進む日本の市場拡大に期待。「今後も(先端医薬品への)需要は拡大する」(メルクセローノ)とみている。「(投入を予定する)多数の製品がパイプライン上にある」(バイエル ホールディング)との声もある。

製造業では、日本拠点の機能拡大を検討していないと答えたのは34%(17社)。
うち8社が自動車、電子機器、電子部品などの製造業。「新産業のぼっ興や大型の設備投資が期待できない」(日本エマソン)といった、慎重な姿勢が聞かれた。

製造拠点や統括機能を中国やシンガポールに移転する計画を持つ企業もあった。「(自社の活動分野において)日本における需要は今後、それほど拡大しないとみるから」との理由が5社と最も多かった。。。』


よろしくお願いいたします。

グローバル。ビジネスマッチング・アドバイザー 山本 雅暁

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(神奈川県 / 経営コンサルタント)
グローバルビジネスマッチングアドバイザー GBM&A 代表

起業・企業存続の為の経営戦略立案・実行と、ビジネススキル向上

起業及び、事業拡大や経営合理化を目指す企業に対して経営コンサルを行います。大手メーカーで得た経験を活かし、補助金活用、アライアンスやM&A、市場分析に基づいた事業戦略策定・実行や事業再生を支援します。OJT研修でのビジネススキル向上を支援します。

カテゴリ 「経営戦略」のコラム

このコラムに類似したコラム

日経記事;半導体王国の慢心 内向き競争 世界は先へ に関する考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2010/10/11 09:46)

2013年国内セキュリティソフトウエア市場規模 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2013/12/27 08:14)

スマホビジネスはスピードが命 長谷川 進 - 経営コンサルタント(2012/03/28 10:19)

日経記事;海外収益は成長の礎マネー還流国内の支え に関する考察 山本 雅暁 - 経営コンサルタント(2011/11/03 14:23)