- 河野 祐治
- 株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
- 東京都
- 飲食店コンサルタント
対象:飲食店経営
- 平岡 美香
- (マーケティングプランナー)
やってはいけない出店というのがあります。
絶対にやってはいけない出店、それは、 「1号店目の赤字を取り戻すための出店」 です。
これは、絶対にやってはいけません。
負けの込んだギャンブルと一緒で、どつぼにはまります(笑)
しかし実際に、そういう出店をされる方がいます・・・。
次は、1号店目とまったく関係ない、シナジーのない業態。
収入の糧が別にあって、趣味でやるなら楽しいでしょうけど、 事業としてはリスキー過ぎます。
3番目は、1号店からも経営者の自宅からも離れた立地の出店です。
このパターンで失敗する方も多いですね。
人やモノのシナジーが働かず、経営者の目が届かない、
いざというときに駈けつけられない、のもリスクです。
できれば、1号店からも経営者の自宅からも、その地域の交通手段で20分以内が理想です。
逆に言うと、2号店目の出店条件は、1号店が繁盛していることが絶対条件であり、
その繁盛している理由にもとづいていることです。
そして、人が育っていることです。
人が育っているなら、繁盛しているはずですから。
それに、社員を採用しているなら、その社員の将来に対する責任の重さを自覚すべきです。
経営者だけが儲かればいいということではなく、社員の収入を上げようとするならば、
事業として発展させるか、独立を支援するか、どちらかしかありません。
また、1号店の繁盛理由にもとづくということは、
1号店の強みを自覚して、それを強調するということです。
つまり、1号店の分析が先だということなんですね。
次の出店を考えている方は、ご参考に。
飲食プロデューサー、中小企業診断士
河野 祐治
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