2号店目の出店をしてはいけないパターン - 飲食店経営全般 - 専門家プロファイル

河野 祐治
株式会社 飲食店繁盛会 飲食プロデューサー
東京都
飲食店コンサルタント

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対象:飲食店経営

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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2号店目の出店をしてはいけないパターン

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やってはいけない出店というのがあります。

 

絶対にやってはいけない出店、それは、 「1号店目の赤字を取り戻すための出店」 です。

 

 これは、絶対にやってはいけません。

 

負けの込んだギャンブルと一緒で、どつぼにはまります(笑)

 

 しかし実際に、そういう出店をされる方がいます・・・。

 

次は、1号店目とまったく関係ない、シナジーのない業態。

 

収入の糧が別にあって、趣味でやるなら楽しいでしょうけど、 事業としてはリスキー過ぎます。

 

3番目は、1号店からも経営者の自宅からも離れた立地の出店です。

 

このパターンで失敗する方も多いですね。

 

人やモノのシナジーが働かず、経営者の目が届かない、

いざというときに駈けつけられない、のもリスクです。

 

できれば、1号店からも経営者の自宅からも、その地域の交通手段で20分以内が理想です。

 

逆に言うと、2号店目の出店条件は、1号店が繁盛していることが絶対条件であり、

その繁盛している理由にもとづいていることです。

 

そして、人が育っていることです。

 

人が育っているなら、繁盛しているはずですから。

 

それに、社員を採用しているなら、その社員の将来に対する責任の重さを自覚すべきです。

 

 経営者だけが儲かればいいということではなく、社員の収入を上げようとするならば、

事業として発展させるか、独立を支援するか、どちらかしかありません。

 

また、1号店の繁盛理由にもとづくということは、

1号店の強みを自覚して、それを強調するということです。

 

 つまり、1号店の分析が先だということなんですね。

 

次の出店を考えている方は、ご参考に。

 

 

飲食プロデューサー、中小企業診断士

河野 祐治

 

 

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