運動会があると美容室が儲かる? - 広告戦略・媒体計画 - 専門家プロファイル

菅野 真一
菅野デザイン企画 代表
グラフィックデザイナー

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赤坂 卓哉
赤坂 卓哉
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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運動会があると美容室が儲かる?

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「風が吹けば桶屋が儲かる」という言葉を聞いた事はありますか?
江戸時代からあることわざのようなものですが、
ざっと説明するとこんな感じです。

1. 風が吹きほこりが立つ
2. ほこりが目に入って、失明する人が増える
3. 失明した人は三味線を買う(目が見えなくても出来る仕事)
4. 三味線の皮に使う猫が乱獲される
5. 猫が減り、ネズミが増える
6. ネズミは桶をかじり、使い物にならなくなる
7. 桶が売れて桶屋が儲かる
・・・という話です。

土ぼこりが入ったくらいで失明する?
桶屋の前に三味線屋が儲かるんじゃないの?
など、ツッコミを入れたらキリがありませんが、
江戸時代の人はこのような言葉遊びを
楽しんでいたのかも知れませんね。
この例は、あまりにも確率が低い話ですが、
経済は意外とこのような因果関係がめぐり巡って
成り立っているいるような気もします。

この話を桶屋ではなく、自分の会社(お店)が儲かるように
話を作ってみましょう。
夏休みが終わると早々と運動会シーズンになりますので、
運動会を最初のお題とします。
1. かけっこで張り切ってしまう
2. 児童や父兄が転んで消毒薬が売れる
3. 儲かった薬屋がゴルフに行く
4. ゴルフでキャディーにチップを弾む
5. キャディーが娘に小遣いを渡す
6. 娘はハワイに行き髪を傷める
7. トリートメントの需要が増え、美容室が儲かる
そうとう無理なこじつけになってしまいました・・・。
でも、これを考えている間は結構楽しかったです。

なかなかモノやサービスが売れない時代ですが、
難しい顔ばかりしていたら、お客さんもネガティブな気を察知し、
余計に敬遠されてしまいます。
それならば遊びのつもりで
「○○になると、□□(自分のお店)が儲かる」パターンを考えてみましょう。
例のように多くのプロセスを踏む必要はありません。
もっと直接的でも良いと思います。
要は考える事が大切です。
新しい販路や、商品・サービスのアイデアが浮かんでくるかも知れませんよ。

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