- 藤原 純衛
- 誠和株式会社 人財マッチング(採用・転職支援) 担当部長
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
映画『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』 が、すでにDVD化されていますが、ご覧になってますか?
もとは「電車男」同様、2ちゃんねるで展開されていた話題の映画化で、労基法無視、低賃金低待遇の“ブラック会社”に勤めることになった若者の奮闘記です。
この映画を見た感想が『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』の著者でもある城繁幸さんのBlog に掲載されていました。
> 卒業してからこのかた、職歴のない主人公に二つ返事で
> 内定をくれたのは、従業員数名の小さなIT企業だった。
> その数人の同僚というのがまたくせ者ぞろいだ。
> 怒鳴るしか芸のないリーダー、腰巾着、有能だがどこか
> 陰のある男…。
城さんはリーダー役・品川祐さんの”存在感”に「いるよなあ、ああいうの、どの職場にも(笑)」と思ったとのこと。
映画をみていて「いるよなあ、ああいうの、どの職場にも(笑)」と思うことは私も良くありますが、そう思わせることが映画では大事なんだろうなといつも思っています。
(洋画を見ていると「あ、アメリカにもこういう人いるんだぁ」とか)
そうですか、この映画でも「いるよなあ、ああいうの、どの職場にも(笑)」と思う人が出てくるんですか(笑)
さて「ブラック企業には絶対に入りたくない」と思うのは共通認識なはずなのに、なぜ入社してしまう人がいるのか。
入社してくる人が絶えないから次から次へと人材を使い捨てできてしまうんでしょうし。
そのあたりの原因と対策を『人生を無駄にしない会社の選び方』の著者で、ブラック企業アナリスト(?)の新田龍さんに聞いた記事がありました。
CAREERzine:『人生を無駄にしない会社の選び方』
http://careerzine.jp/article/detail/850
さてブラック企業とはどういう職場なんでしょうか?
聞けば誰もが
「給料が安い」
「残業代が出ない」
「仕事内容が...」
「経営者が横暴」
「体を壊すほど激務」
などの過酷な労働環境を連想するでしょう。
新田さんは「働いても報われない会社」と定義しているのだそうです。
ただし新田龍さんは「ブラック企業かどうか決める基準は『本人がそう感じるか』」ともおっしゃってます。
相田みつをが『しあわせはいつもじぶんのこころがきめる』 と言ってますし。
新田さんのおっしゃる「ブラック企業、5つの視点から見る特徴
http://lab.jibun.atmarkit.co.jp/entries/356 」
を参考にして「自分にとってのブラック企業かどうか」は見極めてください。
でも未曾有の就職氷河期で大学生の就職内定率が7割台と聞いています。
「そんなこと言われたって選んでいる余裕なんかないよ」というのが現実だとしたら悲しいことです。
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