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対象:心と体の不調

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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井元 雄一
(カイロプラクター 博士(健康科学))

閲覧数順 2016年12月04日更新

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ガンもうつ病も恐くない!自然法則に従った食事法とは?(6)

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  1. 心と体・医療健康
  2. 心と体の不調
  3. 疲れやすさ

(続き)・・ところが文明の進歩とともに食材や調理方法に変化が現れ、人々の健康状態に翳りが見え始めます。すなわち農耕の発達により穀物が多量に調達できるようになり、また火を使った調理によって生の食材を食べる機会が減っていきました。さらに牧畜の発達によって獣肉や乳製品の摂取が一般的になり、精製技術の発達によって白米や白い小麦粉、白砂糖といった口当たりの良い主食にありつけるようになったのです。ごく最近ではインスタント食品やレトルトなどといった高度加工食品も登場しました。

 

その結果、有史以前には殆んど無縁だった糖尿病、痛風、高血圧、ガン、心臓病、歯周病などの生活習慣病が蔓延することになりました。それだけでなくインフルエンザやチフス、ペスト、梅毒などの感染症の爆発的流行にも断続的に襲われ、危機的状況を迎えることもたびたびありました。さらに各種機械類や交通手段の発達によって体を動かさなくなったことも相まって、人々のスタミナや体形にもネガティブな変化が目立つようになりました。つまり肥満がごく一般的な現象となり、ちょっとしたことですぐに疲れやすくなりました。一言でいうと、生命体としての「たくましさ」がなくなってしまったのです。

 

近代に入り先進国を中心に平均寿命が伸びたのは、主として予防接種や衛生面の改善で乳児死亡率が低下したことと、抗生物質など薬物の普及、手術法の発達などで病気になった人の短期予後が改善したことによります。表現は悪いのですが、「簡単には死ななくなった」というのが実情です。病気の発症率は軒並み上昇し、5年から10年にわたる長期予後はむしろ悪化しています。その結果、120歳とも推定される人間の本来の寿命から考えると、たいへん早期に亡くなってしまう人が目立ちます。

 

日本も決して例外ではありません。江戸時代後半以来、「白米」が日本人の主食となり、しばらくは脚気が原因不明の奇病として恐れられてきました。明治以降は洋食の普及に伴い、肉や油脂が食卓に上るようになり表向き脚気は目立たなくなりましたが、代わって糖尿病や脂質異常症、痛風、高血圧、ガンなどの生活習慣病が蔓延することになりました。平均寿命が世界一といわれる日本ですが、日本人は亡くなる前の平均6.9年は、病気で寝たきり状態にあるというのが現状です。この現状では、本当に長寿国などと誇っていられるのでしょうか。

 

そのように日本人も含めた現代人は文明の進歩に伴って、精白された穀物や肉食、加熱された料理や加工された食品を好んで食べ、相対的に生の野菜や果物などの自然な植物食をあまり食べなくなった訳ですが、そのような食習慣の変化が何故、生活習慣病の蔓延や体調の悪化、肥満、さらには早すぎる死をもたらしているのでしょうか。よく言われるのはカロリー過多や運動不足などですが、理由は果たしてそれだけでしょうか。

 

ナチュラル・ハイジーンの考え方によれば、あらゆる病気の最大の原因は「毒血症」であると表現されています。体の内部に有害な老廃物や酸化物質などが溜まってくると、体調不良や病気など様々な不都合な現象が生じます。従ってそのような有害物は常に排除し続けなければなりません。車に譬えれば、ボンネットの内部の機械が泥で詰まってしまったら、きれいにするまで車が動かないのと同じです。

 

我々は毎日のようにお風呂へ入り、体の表面をきれいにすることには余念がありませんが、体の内部も実は日々汚れているのです。その汚れの主な由来としては、体内で行われる代謝反応の副産物や古くなって剥がれ落ちた細胞などですが、それに加えて外部から入ってきた有害物質や、消化されずに残ってしまった食べ物などが変性して体内に溜まります。つまり体にとってふさわしくない食材を食べれば食べるほど、体には「毒」が溜まってしまうのです。

 

ただし人体には、そのような毒を体外に排出する仕組みもきちんと備えています。そのような「排毒システム」が滞りなく作用している限りに於いては、体内に酸化物や老廃物が蓄積することもありません。そういう健全な状態が続いていれば、やたらと病気をしたり体調不良に見舞われたりすることもないと考えられます。野生動物や原始の人類が、上述のように糖尿病やガン、心臓病などの生活習慣病にかかることも殆んどなく、多くは本来の天寿を全うしていたであろうという根拠は、そういうところにあるのです・・(続く)

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